fc2ブログ

カトーN700S・トミックスN700S 比較レビュー(後編)

※前編から続きます。

●屋根上表現・パンタグラフ

202203_KatoN700S-042.jpg
左がトミックス、右がカトー。

パンタ本体はトミックスの方がモールドが細かいとか、カトーはアームが太目だったりとか、こちらも基本的にはN700系のそれを踏襲している。カトーは全体的にグレーが濃く(パンタ本体は側壁よりも濃い)、光沢が強い。実車では5・12号車でガイシ覆いスロープ部にある滑り止めに微妙な差があるが、模型では両社とも作り分けていない。

202203_KatoN700S-043.jpg
202203_KatoN700S-044.jpg
上がカトー、下がトミックス。パンタカバー側壁の位置・形状はほぼ同一でグレーの濃さが違う程度。カトーの方がパンタのリフト量が大きいようだ。

202203_KatoN700S-047.jpg
左がカトーN700系、右がカトーN700S。実車においてN700Sのパンタカバー(ガイシ覆い部分)の幅が狭い点はトミックスともどももちろん再現。パンタの支持ガイシもN700Sでは2→1本に変わっていることがわかる(写真に見える範囲の話で、パンタ全体では3→2本に変更)。

202203_KatoN700S-048.jpg
202203_KatoN700S-049.jpg
上がカトー、下がトミックス。

こちらもN700系の差異とほぼ同じで、トミックスは滑り止めのみだがカトーはそれに加えてアルミ押し出し材のラインも表現。このライン、実車がそこまで目立つかと言われれば少々疑問があるが、ある意味屋根上が寂しい新幹線では「演出」としてまあまあ効いていると思う。

細かいことだが、トミックスでは高圧線が通っていない箇所でも滑り止めの中央部が抜けている問題があったが、N700Sでは解消されている。もっとも、N700系でもS・R編成では解消されていた。

202203_KatoN700S-050.jpg
左がトミックス、右がカトー。先頭車の検電アンテナ周辺の表現もN700系のそれを踏襲。カトーはアンテナ土台にモールドがあるが、トミックスはアンテナがあるだけだ。

202203_KatoN700S-051.jpg
左がトミックス、右がカトー。高圧線車端ジョイントを比較すると、トミックスと比べてカトーはスリムな形状である。カトーは車端までケーブルが伸びているがトミックスは省略、というのはN700系(というかそれ以外の形式でも)と同じ仕様だ。

202203_KatoN700S-052.jpg
左がカトーN700系、右がカトーN700S。同門比較だとN700Sのジョイントの方がスリム。

トミックスN700SとカトーN700系のジョイントは非常に近く、カトーN700Sのスリムさだけが突出している。うーん…また?

202203_KatoN700S-052a.jpg
202203_KatoN700S-052b.jpg
上がN700系、下がN700S。実車においても、N700Sのジョイントはスリムであることがわかる。またもやカトーは実車通り、トミックスはN700系の形状で再現していることになる。

202203_KatoN700S-053.jpg
202203_KatoN700S-054.jpg
模型は左がトミックス、右がカトー。N700系もそうだったが、カトーは大型ジョイントを再現しているが(写真は3号車)トミックスは他号車もすべて同じ形状。こんな大きな違いさえ再現していないのだから、N700系とN700Sのジョイントの違い程度は目をつむれということだろうか。ボディはすべて新規制作なのに…

202203_KatoN700S-055.jpg
202203_KatoN700S-056.jpg
模型は左がトミックス、右がカトー。これもN700系の時からそうだが、14号車の高圧線終端処理、カトーは実車の少し曲がりがある状態を再現しているがトミックスはストレートな表現。

202203_KatoN700S-057.jpg
左がトミックス、右がカトー。8号車車端にある赤枠に囲まれたハッチはカトーは周辺の滑り止めもハッチ自体もモールドがあるが、トミックスは単に赤枠の印刷のみで表現。

このハッチの赤枠のみならず、屋根上の号車番号、車端の注意喚起赤線はすべて印刷済みになっている。トミックスはN700系ではすべてインレタ表現だったから、その点では改善されたといえるだろう。

202203_KatoN700S-058.jpg
カトーN700Sの8号車と10号車のハッチ比較。山側同士で向かい合わせて撮影したため、車端ケーブルの向きが逆になっている。もちろん、10号車も8号車も実車どおりの位置でモールドで表現されている。

202203_KatoN700S-059.jpg
202203_KatoN700S-060.jpg
ただ、10号車は合っているが8号車のハッチ周辺の滑り止め表現は実車とは異なっており、ここはカトーもN700系の滑り止めパターンになってしまっている。屋根上は新規制作のはずだから従来製品の影響とかではなく、単に違いに気づかなかったのだろう。

●床下表現・台車

202203_KatoN700S-061.jpg
202203_KatoN700S-062.jpg
202203_KatoN700S-062a.jpg
模型は上がカトー、下がトミックス。床下のモールド感を比較する。カトーはハッチ類の細かい手掛けみたいのを再現していて細かいし、トミックスはダクトのフィンの向きがわかるようなモールドが好印象で、どちらも甲乙つけがたい。パネル間の隙間のモールドはカトーの方が強い。

202203_KatoN700S-062b.jpg
ただ、各パネルのボルトの位置、特に下端のボルトはトミックスは少々窮屈な印象を受ける。

以下、床下のパターンを見る。上段がカトー、下段がトミックス。クリックすると拡大画像。

202203_KatoN700S-063(K1S).jpg
202203_KatoN700S-065(T1S).jpg
1号車海側
202203_KatoN700S-064(K1M).jpg
202203_KatoN700S-066(T1M).jpg
1号車山側
202203_KatoN700S-067(K16S).jpg
202203_KatoN700S-067(T16S).jpg
16号車海側
202203_KatoN700S-067(T16M).jpg
202203_KatoN700S-068(K16M).jpg
16号車山側
202203_KatoN700S-069(K3S).jpg
202203_KatoN700S-071(T3S).jpg
中間車パターン1海側(3・6・11・14号車)
202203_KatoN700S-070(K3M).jpg
202203_KatoN700S-072(T3M).jpg
中間車パターン1山側(3・6・11・14号車)
202203_KatoN700S-073(K15S).jpg
202203_KatoN700S-075(T15S).jpg
中間車パターン2海側(2・4・5・7・8・9・10・12・13・15号車)
202203_KatoN700S-074(K15M).jpg
202203_KatoN700S-076(K15M).jpg
中間車パターン2山側(2・4・5・7・8・9・10・12・13・15号車)

N700Sは機器の集約化・最適化により従来形式と比べて床下パターンが少なく、先頭車2種、中間車2種の4パターンで済んでおり、その分再現ハードルも下がって模型では両者とも網羅できている。中間車はパターン2の方が多く、0系のように偶数車奇数車といった単純な分類でないこともわかる。

トミックスは量産車発売時に台車カバーの関係で先頭車の床下を新規制作しているが、中間車の床下はJ0編成の流用である。実車の段階でJ0編成と量産車の差があまりないので、海側についてはカトー、トミックスともにダクトの横幅に若干解釈違いがある程度で済んでいるが、山側はパネルのピッチにJ0編成との差が見られるようだ。

それでも、量産車とはかなり異なる試作車の床下を流用していたトミックスN700系に比べたら、全然マシになったといえるだろう。

202203_KatoN700S-080.jpg
202203_KatoN700S-082.jpg
202203_KatoN700S-083.jpg
上2つがカトーで、下がトミックス。

台車カバーはカトーは実車通り分割線が2本と1本の2種類を作り分けている。同社はN700系では作り分けしてなかったからここまでやるとは思わなかったが、床下パターンが減ったので余裕を見せつけたのだろうか。分割線1本タイプは2・3・6・7・10・11・14・15号車に適用されていて当然実車通りである。したがって「床下パーツ」という単位で見れば、カトーの中間車パターン2はさらに台車カバーの違いによる2種類が存在することになる(パターン1は分割線1本タイプのみ)。

一方のトミックスはすべて分割線2本タイプで、適用号車が少ない方に寄せた結果になってしまっているが、それよりも気になるのは台車カバー自体の幅も、台車の開口部もカトーよりも広い点だ

202203_KatoN700S-084.jpg
実車のカバー、特に台車の隠れ具合からしてカトーの方が忠実といえるだろう。J0編成では幅が広かったのかと思い落成時の雑誌などを漁ってみたがそんなことはなく、トミックスの幅の広さには疑問符が付く。ただし、台車カバーはボディとの接合部の隙間が他の床下パネルよりも浅く、トミックスはここを再現できている。

202203_KatoN700S-085.jpg
202203_KatoN700S-086.jpg
202203_KatoN700S-087.jpg
模型は上がカトー、下がトミックス。10号車東京寄りでボディも含めた位置関係を確認。

特に喫煙ルーム窓の位置との比較がわかりやすいが、トミックスは窓よりも左に台車カバーの分割線があることがわかる。一方、右側の客用窓との位置関係にも差はあるのだが左側ほど大きくなく、おそらく前述の車体長の長さ(カトーは1mm短い)が関係していると思われる。

床下車端のパネルはカトーと差がないのに対し、台車カバーに挟まれたその隣のパネルは幅が明確に違っており、トミックスがカバーを広くした意図はともかく、主にここで調整されていることがわかる。

それともう一つ、台車カバーの話ではないのだが10号車東京寄りで比較したのは理由があって、行先表示機の位置が微妙に異なる点に注目。トミックスはその下の客用窓と同軸上にあるが、カトーはやや左側(車端側)にずれている。これは実車どおりで、ややずらしすぎな感じはあるが(実車は行先表示機の右辺と真下の客用窓右辺が揃っている)、一応「ずれ」があることは認識しているようだ。

なお、他の号車ではこのような差は見られなかった。

202203_KatoN700S-088.jpg
ちなみに、N700系だったら同軸上で問題ない。またしてもトミックスはN700SではなくN700系の形状で再現したか

202203_KatoN700S-089.jpg
E5系が居座ってて正面角度からは撮れなかったが、この角度からでもJ0編成の時点で行先表示機のずれがあったことを確認できる。もっとも、仮にJ0編成の行先表示機が同軸上にあったとしても、10号車ボディは新規制作なので実車を再現できていないことには変わりないのだが。

202203_KatoN700S-090.jpg
202203_KatoN700S-091.jpg
上がカトー、下がトミックス。台車はそれぞれN700系と全く同じで、台車端の軸バネの有無も変わらない。カトーは例によって車体傾斜ギミックが実装されている。

トミックスが台車カバーの開口部を広くしたのは走行性能を考慮したという見方もできるが、そうだとしたら過剰な気がする。カトーはこの窮屈なカバーと両端の軸バネありの状態でC280のカーブを問題なく曲がれるのだから。

202203_KatoN700S-092.jpg
カバー自体の造形を見ると、カトーは2段階に盛り上がってトミックスはフラットになっている。この写真でカバーへの反射を見ると2段階盛り上がりに見えることは見えるが、カトーのはちょっと大げさな気がする。

●灯火類

トミックスの点灯状態は省略し(J0編成のレビューを参考されたい)、カトーの点灯状態のみ確認する。

202203_KatoN700S-093.jpg
202203_KatoN700S-094.jpg
202203_KatoN700S-095.jpg
202203_KatoN700S-096.jpg
いろいろな角度で撮ってみたが、N700系の時ほどの立体感は感じられなかった。2灯表現も斜め上から見たときにかろうじて認識できる程度である。

202203_KatoN700S-097.jpg
N700系の時ほど内部のリフレクターまで再現されているようには見えない。ガトリングガンのような周囲のLEDがヘッドライトで、その中央にテールライトが居座るという凝ったものになっている。

202203_KatoN700S-099.jpg
プリズムの構造はN700系と比べたらシンプルで、ヘッドライト・テールライトで一体化した構造になっている(N700系では分けられていた)。というか、実車の構造は細かすぎてNゲージで再現するのは不可能だろう。

202203_KatoN700S-098.jpg
テールライトだと一応2灯点灯しているように見える。一応、実車もリフレクターの反射によっては先端側が光っているように見えることがあるので大きくは外していないと思う。

●連結部

202203_KatoN700S-100.jpg
202203_KatoN700S-101.jpg
上がカトー、下がトミックス。それぞれ両社標準の連結方式、カトーはKATOダイアフラムカプラー、トミックスはフック・U字型通電カプラーと可動幌の組み合わせである。

202203_KatoN700S-102.jpg
202203_KatoN700S-103.jpg
上がカトー、下がトミックス。ここまでカトー優位な展開が続いていたが連結部に関しては機構上全周幌を再現できておらず、連結間隔が広めなトミックスと比べても見劣りしてしまっている。

●総評

単独レビューならば気にならなかったことでも、比較レビューでは製品の特性が一気に表面化する。今回のレビューはまさにそんな感じだった。その結果(メインサイトを閉じた以上はどうしようもないが)ブログでやるレベルのレビューではなくなってしまった。とはいえ、久々の競作レビューは大変ながらも楽しかったことも確か。実車について改めて学べたことも多く、だからこそ止められないのかもしれない。

それはさておき、N700Sの比較レビューをそろそろ締めよう。

各部表現からして「濃厚こってり味のカトー」、「淡麗あっさり味のトミックス」という味付けで、基本的にはカトー、トミックスともに両社のN700系の延長線上にある製品である。ただ、それ以上の両社の考え方の違いも垣間見えた。

新幹線では久々の完全新作となったカトーは、ぱっと見似ているN700系とN700Sの気づきにくい細かい差異…例えば車体下部の断面形状なんかはその最たるものだが、そんな部分もよく拾えていると思った。後発だけにトミックスを研究できた優位性はあるかもしれないが、全体的な「N700S再現度」は上回っているといっていいだろう。

N700Sの「模型として」の欠点は少なく、強いてあげるなら全周幌には程遠い連結部くらいだろうか。「こってり濃厚」な雰囲気は人によっては合わないかも?という程度である。ただし、模型自体の出来とは直接関係ないところで気になることがある。それは価格だ

(以下税込み定価、フル編成の場合)
・カトー通常品 47,300円
・カトー特別企画品 47,080円
・トミックスJ編成 49,170円
・トミックスH編成 48,730円

これでもカトーはトミックスより安いし(両社ともH編成は若干安い)、マイクロあたりと比べたら全然良心的な値付けではあるのだけど、これがN700系(N700A)ではカトーが39,050円、トミックスが46,530円。カトーはコスト高な動力車が少ないこともあるが700系や500系でもだいたいこれくらいの差で、カトーはトミックスより「けっこう安い(イ○シスみたいだな)」だったのが、今回は肉薄するくらいの差になってしまった。それだけカトーは大幅に値上がっているわけで(動力車が増えたわけでもないのに)、今後の製品価格がどうなるのかちょっと心配ではある。

一方、トミックスはすでにJ0編成、量産車と単独レビューしてきたのだけど、これまで見えなかった・気づかなかった部分が今回カトーとの比較レビューで浮き出てきたと思う。その結果、トミックスのこれまでの評価を(どちらかといえば悪い方に)改めざるを得ないというのが正直なところだ。

屋根の再現があっさりしているとか、N700系から引き継いだ「味」みたいのはいいとしても、これまで挙げた運転室周辺の造形、車体下部断面、10号車の行先表示機、屋根上のジョイントなど、N700SではなくN700系の造形で反映されているのが気になる。

例えば運転室周辺は、

①N700SとN700系の造形に違いがあることは認識しているが、パーツ共用したかったのでN700系の造形にした。
②N700SとN700系の造形に違いがあることを認識しておらず、N700系の造形にした。

のどちらかの理由が考えられるが、わざわざN700系の仕様にする必要がない車体断面や10号車を見るにつけ、(あくまで筆者の推測に過ぎないが)上記は②な気がしている。違いを認識できている個所もあるにはあるけど、全体的に「N700SとN700系は同じ造形だろうからヨシ!」みたいな、単純に実車調査が甘かった、足りてなかったのでは?と。それもJ0編成の段階で。

そして、これらを単独レビューのときに見抜けず無難なことしか書けなかったのは…なんてことない、筆者自身が「トミックスは造形だけは外さないからヨシ!」という思い込みや先入観に囚われていたのだ。それが露呈してしまったのが悔やまれ、恥ずかしく、読者様に申し訳なく思った。チェックが甘いのはどっちだ、何年新幹線の模型レビューやっとんねん!と言われたら返す言葉もない。

今回、改めて単独レビューの難しさを痛感した次第。今後に活かせればと思う。

ここまで見てきた通り、再現度はカトーが上回っていると言わざるを得ないだろうし、そのエビデンス(根拠)も示してきたつもりだ。だが、トミックスがダメかというとそうでもない。前述のとおり、単独レビュー時に筆者が今回出てきた「粗」を見抜けなかったわけだが、それは違和感がなかったからというのも事実である。つまり、N700Sとしてはそこまで「変」なわけではなく、雰囲気は十分再現できているとはいえるのだ。カトーのこってり味付けよりも、トミックスのあっさり、さっぱりな味付けが好みであれば、後者を選択するのは十分アリだと思っている。

結局どちらを選ぶにせよ(両方選んでもいいが)、自分の感性に素直に従うのが一番いいかも、という結論になってしまうのだが。

コメントの投稿

非公開コメント

カトーから300系が!

友輝 さま
大変ご無沙汰しております。

N700Sの比較は大変参考になりました。
実車に忠実なトミックス、実車よりカッコいいカトー
という法則は今まで概ね当てはまっていたかと思いますが、今回に関しては覆されたようですね。
とは言え、個人的にはカトーの現行N700シリーズの連結面は全く受け入れられないです(初期の気合の入った全周幌を知っているのでなおさら…)。
ところで、本題と関係なくて恐縮ですが、静岡HSでカトーから300系が出るとの情報が公開され、びっくりしています。
最近3年ぶりくらいに模型買いました。買ったのはマイクロエース300系です!
個人的に、幕車の行き先は室内灯を入れた時光ってほしいので、ガラス入りが必須なのですが、カトーはやらないだろうな…やっぱり個人的には300系はマイクロエース推しです!

Re: カトーから300系が!

鹿本 様

ご無沙汰しております。

>実車に忠実なトミックス、実車よりカッコいいカトー
>という法則は今まで概ね当てはまっていたかと思いますが、今回に関しては覆されたようですね。
カトーの場合デフォルメでそうなりがちなのですが、トミックスN700Sはデフォルメというより(個人的にそう思ってるだけですが)ポカミスっぽいのがなんとも…

ただ、特に連結面考えるとカトーも「完璧」ではないので、トミックスを選択する余地はありますね。全周幌カプラーは後に改良されたとは聞いていますが(該当製品は持ってない)、それでも採用しないというのはカトー的に余程イヤな思い出があるのかも知れません。

カトー300系は私も意外でした。もう少し製品の詳細が出たら発売決定記事にする予定です。また、マイクロの旧パンタは基本セットだけ購入していて、トミックスの旧パンタも到着待ちです。300系はメインサイトで比較レビューしているので小規模にはなりますが、ブログ上で旧パンタ同士の比較レビューする予定です。

300系

はじめまして。
ブログの前から新幹線レビューを見させて頂いているものです。
カトーから300系が出るというのはご存知だと思いますが、
カトーの300系は四灯ライトは再現されるでしょうか?
個人的に新幹線で一番好みなのが300系なのですが、
サイトのレビューでも書かれているように
トミックスの300系は設計が30年前から進化しておらず、今回のものも全く変わらず、ライトや床下、フロントガラスは低クウォリティーで、さすがに買う気にはなれませんでした。
また、マイクロエースは高いのと、先頭形状があまり好みではないので、これもスルー致しました。
ぜひこのカトー300系が出たらレビューして頂きたく、そのレビューによって買うメーカーを二つ選びたいと思いますので、どうかレビューの方、宜しくお願いします。

Re: 300系

重松 様

当サイトにコメントいただき、ありがとうございます。

個人的にはたぶん4灯は再現されると予想していますが、現時点ではなんともわかりません(まだ「300系出します」くらいしか情報がないので…)。メーカーから詳細が出次第、発売決定記事を書く予定です。

お約束はできないのですが、カトー300系は興味ありますので購入したらレビューすることになると思います。ただ、うちは更新が遅いので発売してから少し時間が経ってしまうかもしれませんのでご了承のほどを。

連結部分が気に入らーん!!

車体の色がもう少し薄くて、連結部分がトミックスの形状だったら断然カトーだったけどな−🙇

Re: 連結部分が気に入らーん!!

Nゲージなかなか買ってもらえない人 様

コメントありがとうございます。各部、カトーの方が実車に近いのですが連結部が惜しいですね。N700Sに限らないですが、競作の場合は「こちらが立てばあちらが立たず」なことも多いです。

1年遅れでKATOのn700s3000番の特別企画品を某Pで購入しました。

特別企画品とあって数が少なく在庫1点しかなかったので速攻で買いました。

KATOとトミックスは甲乙つけがたいです。

新幹線のトミックスと言われるほど連結面がリアルで通電カプラー装備、M13の2モーターと申し分ありませんが、やはり車番や屋根黄色号車表示、赤の警戒ラインは自分で貼る面倒臭さがあります。

KATOは車番、屋根は印刷済みで高電圧配線はリアルです。1モーターで強力で力強く走ります。

欠点を言うとトミックスは16号車の座席は博多向きに向いていますがKATOは東京向きで3列シートがなんと富士山側ですね(笑い)。金型の使いまわしとしか言い様がありません。KATOさん手抜きをせず、ちゃんと金型を作って欲しい。

KATOは申し分無いけど、詰めの甘さは何とかして欲しい。

Re: タイトルなし

名無し 様

コメントありがとうございます。

N700Sは細かく見るとカトーの方が実車に近いんですが、全体的にはいい勝負していると思います。

今回のレビューでは室内まで見なかったので気づきませんでしたが、おそらく16号車は1号車の室内パーツをそのまま使用しているのだと思います。N700Sは窓が小さいので外からではわかりにくいし、そこまでこだわらなかったのでしょう。その点、座席が別パーツになっているトミックスは有利だと思います。
プロフィール

友輝

Author:友輝
SpeedSphere管理人
(メインサイト(休止中))

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
リンク