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N700Sの量産車と確認試験車の連荘を見たので比較する

新PCのため6/27に秋葉にマザーボード買いに行ったのだけど(久々の自作機、マザボ以外のパーツは調達済みだった)、当日Twitterを見てみたらN700S量産車の試運転列車が東京駅に来るとの情報が。しかも立て続けにJ0編成(確認試験車)も来るという。

この情報は秋葉に着いて昼食中に得たものだったので、本来の目的を後回しにしていったん東京駅に戻ることになった。N700Sは逃げてしまうがマザボは逃げない。最近発売された人気品だけど・・・大丈夫だよたぶん(不安)。

営業運転を数日後(7/1)に控えた当日、試運転の量産編成はJ5編成で14番線に12:00~12:12の間停車するという。20分がデフォの東海道新幹線にしては短い。一方、J0編成は16番線に12:21~12:39の間に停車予定とのこと。

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14番線ということは一番東北新幹線寄りのホームになる。今の東海道新幹線のホームはホームドアがガッツリ装備されてしまったから、まともに撮りたいなら東北新幹線の23番線ホームから狙うことになる。とはいえ、下回りはフェンスがかぶるし、有楽町寄り(1号車側)は写真のようにLCXアンテナの干渉を避けるシールドがある。ホーム上からしか撮れない19番線よりはマシなものの、撮影条件は正直よろしくない。

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また、東北新幹線側の列車の入線状態も重要で、こちらは12分がデフォなので入れ替えが激しい。

J5編成が12:00到着予定なので、12:00発の「やまびこ・つばさ」が少々被る感じか。問題は次の「はやぶさ・こまち」も17両編成でホームいっぱいに停車すること。これが併結がない10両編成だと東海道新幹線側は16~11号車くらいまでオープン状態になってくれるのだが・・・時間もあまりなさそうだし、ちょっとツイてない。

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こればかりは時の運、不満ばかり言っても仕方がない。東海道新幹線14番線の列車を撮るなら、東北新幹線ホーム23番線の神田寄りがベストということになる。E3系の隣にいるのはX45編成で、J5編成はこの次に入線してくるはずだ。

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奥に見える案内表示に怪しい回送列車が。Twitterの列車番号と一致していたので、これがJ5編成で間違いないだろう。

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N700Sの量産車キター!!数日後には営業運転に入るわけだし、これからいくらでも目にする存在だろうが初のお目見えにテンションが上がる。12:20に到着後、バトンタッチするようにE3系が動き始める。新幹線は本当に秒単位で正確に動いている。

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「やまびこ・つばさ」が出発し、いよいよオープンタイム。さっそくディテール撮影の開始だ。ここからは16号車側からJ0編成と比較しながら見ていきたい。

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上がJ5編成(量産車)、下がJ0編成(確認試験車)。

先頭形状や扉・窓には変化はないが、台車カバーの形状に差がある。J5編成は切り欠きがあるが、J0編成は切り欠きがない。N700系には切り欠きがあったので、量産車で仕様が戻ったといえる。なお、J0編成は緊急事態宣言が出る前の3月下旬ごろに撮った写真である(この時も14番線だった)。

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上がJ5編成、下がJ0編成。

16号車後位も車体には変化はないが、検電アンテナは量産車ではイルカの背びれのような形状が採用された。東海道新幹線では0系以来の伝統の形状(後の形式では角度は寝ていってる)が初めて変更されたことになる。一方、J0編成は「伝統の形状」のままである。

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上がJ5編成、下がJ0編成。

J5編成はフェンスが悔やまれるが、中間部の台車カバーについては変更はないようだ。正直、浜松工場でJ0編成を初めて見たときから変わっていない気がしていて、頻繁に形状のテストがされているイメージがあったので意外だった。N700系のめくれあがったような形状からすると大人しくなった感じがする。

ただし、カバーにある分割線は1本と2本のものが存在しているがその配分は変わっている。J0編成は2・7・8・9・10・15号車が2本タイプとなるが、量産車は4・5・8・9・12・13号車に変更されている。

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上がJ5編成、下がJ0編成。

奇数号車にあるロゴマークは基本的なデザインは同じだが(大きさが違うように見えるが、トリミングの仕方が悪いだけで同じサイズである)、量産車では色が濃くなった。もっとも、J0編成も全般検査のタイミングで量産車と同じになる可能性はある。

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15号車の喫煙ルームは山側のみとなったため、窓も山側のみに設置されている。

この写真を撮った後、次の「はやぶさ・こまち」の入線放送が入る。いつもより早くね?「やまびこ・つばさ」出発後、体感1分くらいしか経ってない気がする。14号車の形式写真を撮るまでが精いっぱいだった。

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やむを得ず14番線に移動する。パンタ周りに投光器はなかった。

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ホームドア越しで難しいが、J5編成の記号番号を確認。N700Sの増備予定は今のところ40編成程度。N700系がそうだったように、あっという間に増殖するのだろう。

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8・9号車間のケーブルヘッド、各号車間ジョイントもJ0編成から変化はないようだ。量産車の屋根上もいずれ撮りたいが。

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3号車の海側車端には喫煙ルームがないので窓が省略されている。

N700系以降に設けられた喫煙ルームだが、過去の物騒な事件を受けて3号車と15号車の海側は救護用品などを格納する業務用室に変更されており、この施策後に増備された車両では窓が省略されている。N700系からの3・15号車の喫煙ルーム窓の状況をまとめると以下のようになる。

・X編成(JR東海)、K編成(JR西日本)は全編成、海側山側ともに窓あり
・G編成(JR東海N700A)はG1~46編成は海側山側ともに窓あり、G47~G51編成は山側のみ窓あり
・F編成(JR西N700A)はF1~17編成は海側山側ともに窓あり、F18~F24編成は山側のみ窓あり
・J0編成(N700S確認試験車)は15号車は山側のみ窓あり、3号車は海側山側とも窓なし
・J編成(N700S量産車)は山側のみ窓あり

N700SのJ0編成と量産車の差異で、窓・扉配置にかかわるものは3号車山側の喫煙ルーム窓の有無が唯一のものとなる※次の記事で補足あり。なお、N700系の試作車X0編成は喫煙ルームの窓がそもそもない。

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上がJ5編成、下がJ0編成。

J0編成でも1号車のアンテナはフィン形状のタイプで、16号車とは異なっている(結構前からそうなっている)。

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また、J0編成の1号車は先頭部の台車カバーも量産車と同じ切り欠きありになっており、前述のアンテナの含め1号車はかなり量産車に近い仕様であることがわかる。

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上がJ5編成、下がJ0編成。灯火類は内部構造を含めて変更点はないようだ。

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上がJ5編成、下がJ0編成(汚れすぎ・・・)。

量産車では前面窓上の手すりが省略された。前面窓上の手すりはそれこそ0系の7次車(1968年)以降から東海道新幹線系統の車両にはずっと装備されてきたもので(500系、800系にもある)、J0編成で終焉を迎えることとなった。

ちなみに、東北新幹線系統では前面に手すりがあるのは200系、400系(窓下にある)、E1系M1・2編成のみで、それら以外は手すりがない。

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J0編成の2号車にはパンタ設置準備工事の凹凸がある。当然、量産車では省略されている。

試作車が存在すると量産車との差異がやはり気になってしまうわけだけども、N700Sは少なくとも車体については完成されているといっていいN700系からあまり変わっていないので、確認試験車の段階でそもそも量産車に近いものだったといえる。したがって、従来の形式と比べるとそこまで差異はない印象だった。

1.先頭部の台車カバー切り欠きの有無
2.ロゴマークの濃さ
3.2・15号車のパンタ設置準備工事有無
4.3号車山側の喫煙ルーム窓の有無
5.検電アンテナ形状
6.中間車台車カバーの分割線2本タイプの配分
※次の記事で補足あり

屋根上はまだ撮れていないので上記以外の差異がまだあるかもしれないが、J0編成の製品がベースとなるトミックスの量産車製品が発売されたとしても、そう変なことにならなさそうだ。

この記事をアップするころにはすでにN700Sの運用は始まっている。コロナに注意しつつ引き続き撮影、調査していきたい。

この後は再び秋葉に戻った。外国人観光客がいない分は減っているものの、開いてる店も人出もすっかり戻った印象だった。給付金が出た影響からか、狭いパソコンパーツ店(工房、ツクモ、アーク、ドスパラetc)はどこも密密。コロナ的に大丈夫だろうか・・・

お目当てのマザボは無事買えた・・・が、初期不良品をつかまされた模様orz。
交換しにまた行かなくちゃ・・・

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