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仙台旅行とノートe-POWER

9月16・17日に仙台に行ってきた。両親に松島旅行プレゼント&妻の実家帰りを兼ねてのものだったんですが。
(カテゴリ自動車にしますた)

(今回の写真はすべてASUS Zenfone 3 Ultraで撮影)
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新青森行き「はやぶさ17号」で。ちなみに、両親は同列車のグランクラスに乗ってます。

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車両はJR北海道のH5系(H4編成)。床の敷物が雪の結晶だったり、ブラインドにアイヌ文字だったりするのがE5系との差異。

「はやぶさ」に乗るのも320km/hも初めてだったけど、宇都宮以北は確かにスピードが上がったような感じはしたものの、正直320km/hの実感はなかったかな。N700系の300km/h走行もそうだったが、もはや普通の速度なんだなと。狂気すら感じた500系の300km/h走行時の揺れを知っているだけに、今後はGPS速度計アプリでも持っていかないと信じられないほど(苦笑)。

大宮からノンストップなので仙台まであっという間だった。5年ぶりくらいだったので東口の発展ぶりに驚きながらも、両親を松島まで送るためにレンタカーを借りる。そんで出てきたのは・・・

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日産ノート e-POWER(松島に送った後、帰りの高速のPAにて撮影)

ガソリン仕様で予約していたので、まさかこれが出てくるとは思わなかった。

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車格的に仕方がないが、内装はちょっとチープかも・・・

プリウス等の他のハイブリッド車と異なり、ガソリンエンジンは発電専用で駆動は電気モーターのみで行っており、走行フィーリングはどちらかといえば電気自動車(EV)に近いと思われる。完全EVのリーフと異なり充電という概念はなく、ガソリン車と同じ使い勝手のEVという感じ。

車高もアイポイントも高いので、ただでさえ普段乗ってるR33と違うのに、ルームミラーはカメラ画像、アラウンドビュー付き、ていうかそもそもボタンで始動するとか、今のクルマでは当たり前の装備も20年前のクルマ乗りには「未来ずら~」という他ない。特に上の写真にも写っているが、シフトレバー(?)はどう操作すればよいのか見た瞬間に途方に暮れるレベルである。

まあ、レンタカー屋で説明してくれたのでとりあえず発進、仙台の街中を走る。

走行中は非常に静かで、たまにエンジンがかかるものの、ロードノイズの方がよっぽど大きい。おかげで、いつの間にか速度が出ていたり。モーターによる走行は静かなだけではなく、力強くスムーズ。アクセルに対する反応は極めてダイレクトで、AT車のようなトルコンの滑りによるラグは一切ない。そもそも、このクルマには変速機という概念がない(筆者はAT車でも頻繁にシフト操作するので左手が手持無沙汰・・・)。

そして25.9kg/0-3008rpmという最大トルク。電気モーターの特性によるものだが、一昔前の2000ccクラスの最大トルクが0回転状態から発生するわけだから、力強く感じないわけがない。リーフのCMで180SXを加速で引き離すというのがあったけど、出だしに限れば誇張されたものではないと断言できる(その後の車速伸びるとは言っていない)。トルクのあるクルマは街乗りでも扱いやすいし、高速道路の加速・追い越しもまったく問題なかった。

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あの珍妙なマウスみたいなセレクターはメーター内左側の表示を見ながら操作する。右→上と操作すればR(バック)、右→下と操作すればD(ドライブ)、Pは中央のボタンを押すという具合。右側は反射してしまっているが、エンジン・バッテリー・タイヤ間でのエネルギーの流れが表示される。減速時は回生制動により、タイヤマークからバッテリーに逆流(充電)する。

で、このクルマでもっとも面白かったのが、加速・減速はおろか、停止までをも1ペダルで操作できること。走行モードを「S」か「ECO」にすると、アクセルを戻した時のエンジンブレーキが強力になり、ほとんどブレーキなしで減速・停止できてしまうのだ。ラジコンみたいな操作感覚というか。丁寧なペダルワークが要求されるものの、アクセルのみコントロールして停止線ピッタリにスムーズに止めるのが楽しかった。メーカーによると、これによってブレーキペダルの操作が7割減るとのことだが、筆者は9割くらい減っていたような気がする。車庫入れとわずかにヤバいと思ったときにブレーキを踏んだだけだった。

ドライバーからは確認できないので不安になるが、ブレーキランプは減速Gに応じて点灯するとのこと。この1ペダル走法、どちらかといえばエンジンブレーキによる減速が当たり前のMT車乗りの方が適応早いかもしれない。走行モード「ノーマル」ではAT車に近いフィーリングとなるが、エンジンブレーキが弱くなる分回生エネルギーも少なくなり、燃費的には不利になる。

燃費は良好で、仙台市内走り回った上に、松島まで高速往復したにも関わらず5リットル程度しか消費しなかった。カタログ燃費はエアコンレス車(最下級グレード)で測定したのものなのでネット上では批判もあるが、燃費云々でクルマ選ぶ人じゃないというのもあるけど、個人的には面白さが優ってて全然問題なし。だいたい、5リットルなんて筆者のR33なら松島まで片道がやっとなのだから・・・

足回りはただのノートでしかないからコーナリング時のロールが大きくて怖いけど、車高下げて足固めたらスポーツ走行も面白そう(そのための「ノート e-POWER nismo」?)。将来的にガソリンエンジンがなくなったとしても、足回りさえきちんとしていればEVスポーツカーは成り立つと思ったし、少なくとも筆者は非常に気に入った。このクルマはガソリン車と使い勝手が変わらないし、将来EVへ移行する準備にちょうど良いかもしれない。

今回の仙台旅行では個人的に衝撃だったので、ついつい記事にしてしまったのだった。

このノートe-POWERは翌日の午前中に返して、その後は仙石線で水族館へ。

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「仙台うみの杜水族館」。チケット買うまでが凄い混んでた。台風が近づいていたので、あまり長居せずに仙台に引き返した。その後は仙台駅周辺でちょっと遊んでから帰った。帰りは普通に「やまびこ」自由席です(J74編成)。

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減速がスゴイe-power

ご無沙汰しております。

ノートe-power、私も乗りました。ECO/Sモードの減速が本当に衝撃的で惚れました!
ここ最近大学時代のサークル仲間と長野などへ出かけることが多くあり、その度にレンタカーを利用する機会が増えていて、プリウスやプリウスPHVなどの兄弟車、フィットHVなどいろいろ乗っています。
当方いわゆるクルマ好きではなく、コンパクトで効率の良い乗り物を好むので、エネルギー回生のできるハイブリッド車専科で借りています。(以前研究していた回生機能付き電動アシスト自転車の流れからですね)
ノートe-powerは気になっていたので車種指定で24時間レンタルし、約460km下道を走行して性能を調べました。

シリーズハイブリッドゆえのEVと変わらない継ぎ目のない加速はついアクセルをベタぶみしたくなってしまうもので、「離陸しまーす」とか言って何度かフル加速してしまいました!アクアやプリウスじゃそんなことやらないのに…。

でもなんと言ってもワンペダル操作の減速が豪快で一番の魅力でした。回生ブレーキだけで停止状態までもっていけている感覚になりますが、極低回転ではほとんど回生できないはずなので、実際はどこかで機械ブレーキ協調(あるいは、もしかすると電車でいう純(全)電気ブレーキみたいに逆転動作)をしていると思いますが、連続的にしっかり停止状態までいけてその後もストッパー機能が維持される(上り坂で止まっても後退しない)ところがすごくイイと思いました。しかも停車時衝動が全くなく、停車後はブレーキランプが消えるので節電効果も⁉︎Dレンジに入れているのにブレーキペダルなしで止まっていられるのは不思議な感じでした。ワンペダル慣れしすぎると他のクルマに乗った時最初戸惑いそうです。

ブレーキランプはアクセルをほぼ離した強回生時には点灯しますが、あきらかに減速しているとわかるレベルでも意外と点灯しなかった(この辺運転交代してもらって色々調べましたw)ので、後方車がいる場合は追突されないように注意する必要があると思います。

あと、地味ですが発進がクリープ含めて非常になめらかなにできる味付けが気に入りました。トヨタやホンダのハイブリッドではモーターのみのクリープでもエンジン車のフィーリングに合わせている感じがあり、ブレーキを離すと唐突にモーターが動き出す感があるのですが、e-power(おそらくリーフなど日産のEV系はどれも)はモードによらず動き出しが非常になめらかでした。

最近主流のシリーズパラレル/パラレルハイブリッド車では、エンジン始動をアクセルペダルでコントロールできることが一つの大きな醍醐味だと個人的には思っています。e-powerはハイブリッドではあるものの特性は完全にEVなので、これとは全く異なる運転の楽しさがあって驚きに満ちていました。ただ、これだけ革新的なパワートレインを積んでいるのだから、ガソリン車タイプとはもっと外見をかえるか、フルモデルチェンジして内外装にも革新性を出してほしいと思いました。

Re: 減速がスゴイe-power

鹿本 様

e-power乗りいた!回生機能付き電動アシスト自転車の研究をされていただけに視点が違いますね。460kmとは相当乗っていると思います。

1ペダルで減速して、ブレーキペダル無しで停止状態を保持するのがいいですよね。ただ、S/ECOは慣れないと駐車場でカックンカックンなるときがありました。アクセル離す=ブレーキかかるみたいなものですからね・・・あと、純電気ブレーキ的なところや(停止直前に少しアクセル踏んで「緩解」してやるのが好き)、加速中のモーター(インバータ?)のキーンという音も「鉄」にはたまらないものがありました。

これ乗った後、普通のクルマではブレーキ踏み忘れそうという懸念があったんですが、自分のクルマはタイヤ4つと日産エンブレムが付いている以外は完全に別物なので特に問題はなかったです(苦笑)。ただ、AT乗りな人は注意ですね。

> ただ、これだけ革新的なパワートレインを積んでいるのだから、ガソリン車タイプとはもっと外見をかえるか、
> フルモデルチェンジして内外装にも革新性を出してほしいと思いました。
見た目は普通の「ノート」ですよね・・・セレナにも搭載される噂がありますが、革新的なやつはノート(完全EV)に任せて、e-powerは保守的orEV移行期なユーザ向けなのかな?と思います。それでも、30年ぶりに日産が販売台数1位を取ったわけで、確かにこれは売れるのも納得です。
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Author:友輝
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