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E7系記事の更新とトミックスE5・E6系の改造紹介

メインサイトのE7系レビュー記事に、某巨大掲示板で話題になっていた7・9号車の車番についてコラムを追加しました。また、ページを追加の上でカトー・トミックス両社の全形式比較も追加し、総評も移動しました。

http://www.speedsphere.jp/RailRoad/Shinkansen/TecE7W7SeriesModelReview04.aspx

さて、トミックス0系の発売が迫っている中、余興としてトミックスE5系・E6系の改造(ってほどでもないけど)をちょっとだけ紹介。

TomixE5E6Tune51.jpg
E5系は製品プロトタイプに合致するU7編成に、E6系はZ7編成以降の仕様にしたためZ22編成に(付属インレタ1枚で作れるのはこれだけなので)。

TomixE5E6Tune02.jpg
E5系は形式番号に加え乗務員室マークなども施工。「U7」の文字はちょっとオーバースケールだけど、これがあると引き締まって見えると思う。

TomixE5E6Tune03.jpg
前にも紹介した可動幌の塗装。上部の赤い線はデカールによる表現で「スタンピングリーフ」というのを使って作成したもの(通常のクリアデカールに赤を印刷しただけだと下地に影響されて発色が悪いため)。

まずマスキングしてゴム部分をタイヤブラックで塗装→デカール貼り付け→デカール保護と外幌のアルミ枠を光沢処理したいのでクリア吹き付け→再度マスキングしてゴム部分と天板部分を艶消しコート、という具合に、基本は塗装だけながらかなり手間かけている。

TomixE5E6Tune04.jpg
可動幌を車体に取り付けるとこんな具合。断面部は連結時に見えないのでテキトーです。

TomixE5E6Tune05.jpg
U1編成とU28編成以外の実車に波及しつつある、片側のアルミ枠に段差があるタイプを表現してみた。下部のマスキングが少々甘いか・・・全体的に、等倍で見ると塗り分けラインがガタガタ(涙)。それでも、普通に見る分には気にならないレベルにはなっていると思う。実車同様、6・7号車間のみ可動幌の向きを逆転させている。

TomixE5E6Tune06.jpg
上から見るとこんな感じ。赤い線の横の黒い線は、サイドのアルミ枠と天板の隙間を表現しているのだけど効果は・・・可動幌はどうしてもボディと段差が目立ってしまい、塗装だけの表現はやはり限界があるか。ノーマルの無味乾燥とした連結部と比べたら、「美味」ではないけど「とりあえず食える」レベルにはなった、とは思いたい。

TomixE5E6Tune07.jpg
E6系はZ7編成以降の外幌が黒いゴム製に変更された姿に改造。E5系と異なり可動幌のエッジを削り、少し丸みをつけてからタイヤブラックで塗装。本当は上部に切り欠きがあるのだけど構造上表現をあきらめた。

TomixE5E6Tune08.jpg
ボディには外枠も追加。実車より連結間隔が広いとはいえ、なかなか雰囲気が出たのでは。E5系と異なり、こちらはボディと可動幌の段差がむしろ好都合なのかもしれない。また、これでもR=280mmのカーブをクリアできる。

TomixE5E6Tune09.jpg
E6系は車体断面が複雑なこともあって、この外枠は本当に難産だった。プラ棒や金属線を曲げたり、シリコンで型取りするなどいずれも失敗。最終的には写真のように車体に直接マスキングテープを巻き付け、そこに材料を流し込んで固める方法を採用。この材料はガイアノーツの「UVジェルクリア」を使用。付属の紫外線照射装置ィィィィィUVペンを使えば数十秒で固まってくれるので作業性も良好。

性質的に塗装も侵さないしある程度の柔軟性もあるので、まさにうってつけの材料だったが、それでも細いパーツなだけに何度もポキッと折る羽目に。気泡が入るだけで折れるの確実で、成功率は25%程度。それを7両編成で12個作らなきゃならないと・・・もう二度と作りたくない(苦笑)。

E5系をU28編成にしなかったのは、実はこれがトラウマだったのと、屋根板が別体なのでジェルを流しにくいのと、車幅が広いE5系ではカーブが苦しい、台車カバーの形状が実車と異なるといった理由。

TomixE5E6Tune10.jpg
11・16号車のパンタカバー横のフィンはもちろん追加。以前作ったものがあったのだけど(昨年9月に公開したもの)、見た目が貧相だったので作り直した。

TomixE5E6Tune11.jpg
拡大するとフィン接合部の処理が甘い・・・材料はエバグリの0.5×1.5mmプラ帯を加工し、フィンの跳ね上げ具合や先端に従い薄くなるテーパー付け、根元部分に少し平場があるといった形状にはこだわったつもり。塗装はグリーンマックスのねずみ色1号で。元よりやや濃いグレーだが違和感ない。

TomixE5E6Tune12.jpg
拡大するからアレなだけで、普通に見れば黒い可動幌+パンタカバーでZ7編成以降の雰囲気がそれなりに出ていると思う。インレタ未施工なので車番は思いっきりZ4編成になっとるが。

TomixE5E6Tune13.jpg
ちなみに、これは昨年9月にお見せしたバージョン。外枠は試行錯誤している最中だったのでまだない。パンタカバーのフィンも貧弱ゥ!だったのが改善されていることがわかる。水平が甘かったし、実車の写真を改めて見るとフィンは案外ゴツイので、プラ帯の厚みも幅も増やして再作成したという訳。実車の寸法通りかどうかわからないけど、こういうのは少しオーバーに表現するのが良いようだ。

TomixE5E6Tune14.jpg
先頭部の連結間隔も詰めてみた。写真で4mmくらい。

TomixE5E6Tune15.jpg
トミックスはカトーと異なり、レバーを前に出しきらないと連結器カバーが外せないので構造が難しい。試行錯誤の上、写真のような押さえ部品を作って対応したものの、固定の安定度は今一つでまだ改良の余地がある。一応案はあるものの、0系レビューが迫っているので実践は当分お預け。

E6系のインレタもE7系のレビュー以降手つかずだし、連結部分も改良の余地があるので、いまだに中途半端な状態ではある。スタンピングリーフとかUVジェルクリアとか変わったこともやっているので、詳細な技法なども紹介したいところだけど、当面このまま保留になりそうでご容赦を。

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E7系の車番

E5・E6の連結部、すごくリアルですね!
この部品が別売りされたら買いたい仕上がりだと思います。

E7の車番について手持ちの雑誌を確認しましたところ、1/21発売の新幹線EXのVol.30では模型通り、同日発売の鉄道ファン3月号(No.635)は現行通りでした。
1号前の鉄道ファンの2月号(No.634)では模型通りでしたので、このあたりで改番されているのかなとも思いました。
デビューまでに改番されたり、E7系とW7系で車番の番台分け方法も違うようですし、とても興味深いですね。

tomix E5系 E6

初めてコメントさせていただきます。

TOMIXのE5、E6系の先頭部の連結間隔の短縮方法ですがE2、E3系の通常の長さのカプラーに交換してしまうやり方が可逆性もあって工作技術がない人にも難しくないと思います。

R317のS字はクリアできました。R317よりきついカーブを所持していないため未検証ですが。

訂正

文章の最後が間違っていました。

R317よりきついカーブを所持していないため未検証ですが。
ではなく
R317よりきついカーブは所持していないため未検証ですが。
に訂正します。

Re: E7系の車番

ゆのまち 様

お返事遅くなりました。
> E5・E6の連結部、すごくリアルですね!
> この部品が別売りされたら買いたい仕上がりだと思います。
ありがとうございます。E5系はともかく、E6系は自分でも結構よくできたと思います。あの幌枠は二度と作りたくないので(苦笑)、どこかから出してくれるとよいのですが・・・

E7系の改版はプレス発表の直後くらいっぽいですね。取材した側ははしごを外された体で・・・W7系ではまた番台区分が違うみたいですが、そのへん許容するのはJR東のおおらかさなんでしょうかね。

Re: tomix E5系 E6

ひがし 様

コメントありがとうございます。また、回答が遅くなり申し訳ありません。

カプラー交換はあまり考えていませんでした。試しにやってみたらあっさり交換できるんですね。しばらく0系の記事で取りかかれなさそうですが、連結間隔なども含めて今後検証してみたいと思います。
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