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富士フィルムX-S1・横浜ベイエリアスナップ編

需要無視の(?)X-S1記事。

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ご存知「氷川丸」。

順序が逆になってしまったが、このカメラを買って最初に撮ったのは鉄道関連ではなく、横浜・山下公園からみなとみらいエリアにかけてのスナップ。画角や画質をチェックしたかったほか、操作系は前機種のHS20EXRと似ているもののボタンの位置などが若干違うため、どの程度ギャップがあるのかも確認したかった。そのため、動体よりも風景スナップの方がよいと判断した。

今回は、その時(10月下旬)に撮影した写真を作例として紹介してみる。といっても筆者の腕は並以下なので、気軽に、さらっと見ていただけると助かる(苦笑)。どの画像もトリミング・加工はしていないが、元画像のアップは大きすぎるので、ここでもPC画面で見る想定で1200ピクセルに縮小した(画像クリックで拡大)。また、X-S1はRAW出力もできるが、筆者はサクサク気軽に撮りたいのでJpegしか使っていない。

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まずは、山下公園の噴水からマリンタワーに向けて、X-S1の広角端(24mm)で撮ったもの。

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そこから26倍ズームの望遠端(624mm)でマリンタワーの展望台を狙うと、中にいる人の顔まで判別できそうな望遠具合。最近のネオ一眼(レンズ固定式の高倍率ズーム機)は1000mm超えの機種もあるから、これでもX-S1は控えめな方である。ただ、画像のシャープさや鮮明さはネオ一眼の中ではしっかりしていると思う。

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これは目の前の花が大きく写るように狙ったもの。ここまでの3枚、同じ場所から一歩も動かず撮っている。そして、手元のズームリングで画角を変更するだけだから、3枚撮るのに1分もかかっていない。

レンズ交換式のカメラ(一眼レフ・ミラーレス機)に対し、ネオ一眼を含めたコンパクトデジカメはレンズ交換できないカメラと表現されることがある。転じて、レンズ交換によるさまざまな表現ができず不利だとも。確かに、交換用レンズには20mm以下の超広角レンズや魚眼レンズ、1000mm以上の超望遠レンズなど様々あるわけで、レンズが固定式である以上、コンデジがそれらに対応(表現)できないことは認める。

だが、超広角や魚眼は写真マニアや作品系を撮るならともかく、普通の人が一般的な撮影に用いる代物ではないだろう。例えばX-S1がカバーする24~624mmの画角(+マクロ)があれば大抵の人には十分であり、少なくともネオ一眼系のカメラに対しては「レンズ交換できない」という指摘はいささか的外れだと思っている。

先の3枚をレンズ交換式のカメラで撮ったら、それぞれの画に合ったレンズが必要だろう。600mm級の超望遠レンズはバズーカのように大きくて重い。交換作業が発生する以上、必要性はともかく、1分以内に撮るなんて絶対にできない芸当だ。

ネオ一眼は自身が持っている幅広い画角の中から自由に設定できる。一般的な撮影であればレンズを交換しなくていいカメラなのである。裏を返せば、レンズ交換式はいちいちレンズを交換しなければならないカメラともいえる(レンズ交換そのものを楽しむ趣味は否定しませんが)。

レンズ交換式は手間がかかる分、圧倒的な画質・性能を持っていることは事実だ。でも、写真ってそれだけではないと思うんだな。画質は良いに越したことはないけど、使い勝手も結構重要ではないかと。

・・・ついつい熱く語ってしまいましたが(苦笑)、以降は写真中心です。

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公園に咲く花の撮影も楽しい。撮り方によっては背景をぼかすことも可能。X-S1には擬似的な「ぼかしコントロール」があるが、この写真では使っていない。別記事でも書いたように、このカメラはズームマクロも強いので花弁を拡大して撮るなどもできる。

メイン使用の鉄撮り(特に記録系)ではあまりボケは重要ではないけど、こういうこともできるということで。

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海辺の山下公園にはカモメが多く生息。近づいたら逃げてしまうかもしれないが、ズームさせればここまで大きく写せる。野良猫とか撮るにも有効かもしれない。

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また、周辺は常にカモメが飛びまわっている状況で、それらを狙うのも楽しい(この画像はちょっとだけトリミング)。ネオ一眼はAFが遅く動体は苦手といわれているが、飛ぶ鳥だって撮れないわけではないのだ。

なお、動体が苦手といっても望遠域でちょこまか動くもの(鳥とかスポーツ観戦とか)が苦手というだけで、例えば新幹線は高速で通過するといっても、通る場所が決まっているので置きピンで対処可能であり、ネオ一眼でも撮影は造作もない(これまで撮れてきたことが証明している)。

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山下公園から象の鼻パークに移動しパノラマ撮影。180度でランドマークタワーから大さん橋埠頭ビルまで収まった。HS20EXRにもあった機能だが、広角でも入らない場合などに意外と重宝する。なお、原版はもっと大きい画像である。

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赤レンガ倉庫に移動してきて・・・

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海を見渡す赤レンガパークへ。このカメラの広角端は24mmで、空を大きく入れるのに便利。午前中は曇りがちだったが、午後から立て直して青空が広がってきた。

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上の写真にも写っているが、パークの一角に横浜海上保安部がある。停泊中の巡視船「しきしま」の左にある建物は「工作船展示館」。2001年(もうそんなに経つのか)に海上保安庁の巡視船と交戦の上自爆、沈没した北朝鮮の工作船をサルベージしたものが展示してある(入場無料)。

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パークから大さん橋を右に見ながら大黒ふ頭方面を狙う。これは広角端の24mm。

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中央部を一気にズームイン。直線距離で3kmくらいだろうか、ベイブリッジの対岸(大黒ふ頭側)にある旧「スカイウォーク」のタワーが624mmの超望遠によって一気に引き寄せられる。距離的に空気や湿気の問題もあり、あまりシャキッとした絵にはならなかったが・・・

「スカイウォーク」は横浜ベイブリッジに併設された展望施設だったが、客足が伸び悩み現在は閉鎖してしまった。

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このカメラは「超解像度ズーム」と呼ばれるデジタルズームがあり、写真は2倍、約1200mmの画角になる。画質の劣化は極力抑えられているが、拡大しているだけなので元画像より描写が詳細になるわけではない。とはいえ、手軽にこういう写真が撮れるのは面白い。

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今度は大さん橋に移動。そろそろ日が沈み始める。雲が多かったので夕焼け感はいまひとつだが・・・

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ここでもズーム。まるで木星の表面のような絵になった。

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ランドマークタワーの上方に飛行機雲が。夕日に照らされ彗星っぽく見えたので思わずシャッターボタンを押す。

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このまま夜景を撮りたかったので、暗くなるのを待ちつつ大さん橋内のホールで休憩。このホールは結構暗いのだけど、暗所撮影もなかなか良好。ぶれ防止に近くにあったフェンスにカメラを置いて撮影。

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だんだん街の明かりが目立ち始めた。さらに暗くなるのが楽しみだ。

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埠頭の反対側にはマリンタワーをバックにクルーズ船「ロイヤルウイング」が出港準備中。時間帯的にディナークルーズだろう。実は筆者、この船にはランチクルーズで乗ったことがある。

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ライトアップされた横浜ベイブリッジをバックに「ロイヤルウイング」出港。動きが遅い船といえど、低速シャッターなのでブレれてしまった。空にある丸い光は月。この日はほぼ満月で非常に明るかった。

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というわけで、その場で月を狙ってフルズーム!ネオ一眼の特権(?)月撮り。

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横1200ピクセルでトリミングするとこんな感じ(これで等倍)。かなり大きく写っていることがわかる。クレーターまでバッチリ写っていて、天体望遠鏡のようだ。

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さらに日は落ち、マリンタワーと氷川丸のライトアップが目立ち始める。

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そして、夜景がいよいよ本格的に。みなぎってきた!(w

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上の画角からズーム。ライトアップされた赤レンガ倉庫と近代的な高層ビル。この組み合わせは見事だと思う。

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引き上げついでに再び象の鼻パークあたりから大さん橋を狙う。大さん橋埠頭ビルのライトアップが幻想的。ベイブリッジも見える。

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被写体には困らない(?)夜のみなとみらい。帰り道でもついつい探してしまう。ワールドポーターズを撮ったら日本じゃないっぽい雰囲気になった。俺が知ってるワールドポーターズと違う(w。

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ラストはランドマークタワー、クイーンズスクエア、大観覧車コスモクロック。みなとみらいを象徴する風景で。なんかもう、夜景を撮る楽しさに目覚めてしまった感じ(w。きれいに撮れなきゃ楽しさなんて生まれないだろうから、X-S1様様です。

もとより使い勝手が身上のネオ一眼だけど、X-S1は手動ズームなので意のままの画角を設定できるし(ネオ一眼はほとんどが電動式だが、細かく設定するのは結構難しい)、ズームリングが滑らかで操作自体が気持ちいい。ゆえに撮影が楽しくなってくる。画質も並みのコンデジよりははるかによいし、もちろんレンズを何本も持ち歩き、交換する手間もない。旅行とかには最高じゃないかな。筆者は乗り鉄も兼ねて遠征することもあるから、その場合でも大いに役に立ってくれそうだ。

なんかもう、個人的にはこれだけ撮れれば十分。ホント。他に欲しいカメラがあるとしたら・・・この機種の後継機くらいしかなさそう。ただ、今回でスナップ撮影(特に夜景)の楽しさに目覚めてしまった感があるので、コンパクトで画質の良いカメラにも興味が出てきたかも(同じXシリーズなら「XF1」とか)。X-S1は気軽に持ち歩くにはでかすぎるからね。

p.s.ここ最近、1記事あたり30枚くらい画像使ってるような・・ブログ殺しですな(w。

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あれがあなたの好きな場所

なんてタイトル付けつつもう「冬の気配」でした。

いいですね横浜。ここ最近は歩いていません。
みなとみらいは桜木町からランドマークスクエアに向かいカツミを見て(お約束?)、そこから汽車道と赤レンガ倉庫を抜けて大さん橋とよく行ったものでした。
密輸ダイヤルはシロイ・クロイw

ここまで撮れて分類上はコンデジというのが恐ろしいですw自分はニコンのアマチュアモデルのダブルズームキットを使っていますが、咄嗟のレンズ交換によく悩まされます。自分の場合は貨物用コンテナもよく撮影するのですが、間近でじっくり見れる機会もなかなかないので望遠での撮影が主になりますね。最近は青森車両センターに絶賛疎開中の東チタ211系と水カツ651系の撮影でも手間取りました。
それに比べたら細部もクッキリ、発色も良く羨ましい限りです。やはり最後にモノを言うのは、綺麗に撮れた写真ですからね。

Re: あれがあなたの好きな場所

Tak701 様

港の見える公園には行っていません(w。>タイトル

横浜といっても広いですが、桜木町~石川町沿線には観光地たくさんあるし、今回撮影で回った山下公園~みなとみらいはそれこそ「犬も歩けば被写体に当たる」くらいです。今回紹介したような機種を持っていったら、本当にキリがないです。地元にこんなところがあるというのは、なにかとありがたいですけどね。

このX-S1は一般的なコンデジよりはセンサーが大きいので(本体もデカイですが・・・)、その分画質は有利です。もちろん一眼レフには敵いませんが、そこは利便性でカバーという。

撮るものや場所が決まっていて、画質重視なら一眼レフの方が良いと思います。しかし、自由に画角を変えられるネオ一眼系も鉄撮りとの相性がいいと思います。私は特に、形式写真から編成写真まで片っ端から撮るのでネオ一眼は本当に便利に思いますね。同じカメラでそのまま模型も撮れるというのも大きいです。

>東チタ211系と水カツ651系の撮影でも手間取りました。
田町の211系って今青森にいるんですか?知らなかった。こちらでは完全にE233系に置き換わったので、どこに行っているのかと思っていたら・・・
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