トミックスから200系E編成 発売決定
トミックスから200系E編成の発売が発表された(製品発表は昨年くらいから出ていた気がするけど最近詳細が出たので)。
・98793 国鉄 200系東北・上越新幹線(E編成)基本セット 20,900円
・98794 国鉄 200系東北・上越新幹線(E編成)増結セット 18,920円
(税込み表示)
2022年8月発売予定。

200系ビュフェ車トップナンバー、237-1。
200系E編成は1982年の東北・上越新幹線大宮暫定開業時に最初に揃えられた、最高速度210km/hの編成である。1985年に上野まで延伸開業すると最高速度を240km/hに引き上げたF編成が登場し、それに合わせてE編成は順次240km/h対応改造を行いF編成に編入され消滅した(一部は高速化されずに短縮化されてG編成に)。
模型としてのE編成は既に製品が存在…というかトミックス、カトー初の新幹線Nゲージ製品が200系であり、両社どちらも実車の登場からほどなく発売したのでプロトタイプは当然E編成だった。その後、カトーはE編成のまま2012年9月に製品を近代化してリニューアル。後発ながら200系を複数ラインナップしていたマイクロエースは2009年10月に「開業一番列車」と銘打ったE編成の製品を発売していた。
トミックスの200系E編成(初代製品)はフル編成志向の時代ではなかったため225-400がなく(カトーにはあった)、現在にも綿々と続いている可動幌やフックリングカプラーを初採用した製品でもある。その後はH編成、400系「つばさ」との連結に対応したK編成とラインナップを拡大。2013年に製品リニューアルを行いK編成(新塗装やリバイバルされたK47編成)、H編成、F編成とまたもや拡大していったが、このたび同社としては久々のE編成製品が発売されることになった。
当然、過去に発売された製品の再販ではなく2013年にリニューアルされた以降の製品のうち、特にF編成をベースにE編成化したような内容で、すにで公式で発表されているが高圧引き通しされる前の屋根板を新規作成して対応。2013年以降製品は屋根上を別体にしたのは大きく、ボディの大部分がF編成からの流用で済んでいる。ただし、E編成は先頭車がF編成の1500番台と異なり0番台となるためボディが新規製作される。また、ビュフェ車の小窓有無にも違いがあるのでこちらも新規制作して忠実なE編成の製品になる見込みだ。
ちなみに、やるハードルの高さは置いておくとして、E編成のボディとF編成の屋根板と組み合わせるとF1~F3編成が再現できる(既存のF編成製品はF4~21編成)。そのうち製品が出たりするんだろうか?
製品名に「国鉄」とあり、東北新幹線開業40年のキャンペーン(上野~大宮を結んでいたリレー号なども発売予定)がらみで発売されることから、暫定開業時からの極めて初期のE編成がプロトタイプになる。いまや入手は難しいが、カトー、マイクロに続いてE編成のラインナップが揃うことになる。
ボディ造形などは十分満足できる2013年以降の設計であり、F編成で小型化・リム追加されたヘッドライトも(たぶん)採用され、前述のとおりE編成に必要なボディも新規制作されるから、他社製品と十分以上に渡り合えるE編成製品になりそうだ。前述のとおり他社のE編成は現在入手が難しいので、東北新幹線開業時の200系が欲しいならこの機会に良いと思う。
筆者はどうしようか…カトー、マイクロともに持っていたが同じプロトタイプ持っててもと思い、実はカトーは最近売ってしまった。今はマイクロが残っているわけだけど、またE編成が増えるのもなあ。でも、トミックスが新たに出すE編成にはちょっと興味。発売まで時間あるので悩んでおきます(苦笑)。
p.s.
カトーのN700S発売が近いですが、1か月ほど遅れて出る特別企画品(JR西車)を購入予定なのでレビューはそのあとになります。今月下旬に発売予定の通常品(JR東海車)はスルーしますのであらかじめご了承のほど。
・98793 国鉄 200系東北・上越新幹線(E編成)基本セット 20,900円
・98794 国鉄 200系東北・上越新幹線(E編成)増結セット 18,920円
(税込み表示)
2022年8月発売予定。

200系ビュフェ車トップナンバー、237-1。
200系E編成は1982年の東北・上越新幹線大宮暫定開業時に最初に揃えられた、最高速度210km/hの編成である。1985年に上野まで延伸開業すると最高速度を240km/hに引き上げたF編成が登場し、それに合わせてE編成は順次240km/h対応改造を行いF編成に編入され消滅した(一部は高速化されずに短縮化されてG編成に)。
模型としてのE編成は既に製品が存在…というかトミックス、カトー初の新幹線Nゲージ製品が200系であり、両社どちらも実車の登場からほどなく発売したのでプロトタイプは当然E編成だった。その後、カトーはE編成のまま2012年9月に製品を近代化してリニューアル。後発ながら200系を複数ラインナップしていたマイクロエースは2009年10月に「開業一番列車」と銘打ったE編成の製品を発売していた。
トミックスの200系E編成(初代製品)はフル編成志向の時代ではなかったため225-400がなく(カトーにはあった)、現在にも綿々と続いている可動幌やフックリングカプラーを初採用した製品でもある。その後はH編成、400系「つばさ」との連結に対応したK編成とラインナップを拡大。2013年に製品リニューアルを行いK編成(新塗装やリバイバルされたK47編成)、H編成、F編成とまたもや拡大していったが、このたび同社としては久々のE編成製品が発売されることになった。
当然、過去に発売された製品の再販ではなく2013年にリニューアルされた以降の製品のうち、特にF編成をベースにE編成化したような内容で、すにで公式で発表されているが高圧引き通しされる前の屋根板を新規作成して対応。2013年以降製品は屋根上を別体にしたのは大きく、ボディの大部分がF編成からの流用で済んでいる。ただし、E編成は先頭車がF編成の1500番台と異なり0番台となるためボディが新規製作される。また、ビュフェ車の小窓有無にも違いがあるのでこちらも新規制作して忠実なE編成の製品になる見込みだ。
ちなみに、やるハードルの高さは置いておくとして、E編成のボディとF編成の屋根板と組み合わせるとF1~F3編成が再現できる(既存のF編成製品はF4~21編成)。そのうち製品が出たりするんだろうか?
製品名に「国鉄」とあり、東北新幹線開業40年のキャンペーン(上野~大宮を結んでいたリレー号なども発売予定)がらみで発売されることから、暫定開業時からの極めて初期のE編成がプロトタイプになる。いまや入手は難しいが、カトー、マイクロに続いてE編成のラインナップが揃うことになる。
ボディ造形などは十分満足できる2013年以降の設計であり、F編成で小型化・リム追加されたヘッドライトも(たぶん)採用され、前述のとおりE編成に必要なボディも新規制作されるから、他社製品と十分以上に渡り合えるE編成製品になりそうだ。前述のとおり他社のE編成は現在入手が難しいので、東北新幹線開業時の200系が欲しいならこの機会に良いと思う。
筆者はどうしようか…カトー、マイクロともに持っていたが同じプロトタイプ持っててもと思い、実はカトーは最近売ってしまった。今はマイクロが残っているわけだけど、またE編成が増えるのもなあ。でも、トミックスが新たに出すE編成にはちょっと興味。発売まで時間あるので悩んでおきます(苦笑)。
p.s.
カトーのN700S発売が近いですが、1か月ほど遅れて出る特別企画品(JR西車)を購入予定なのでレビューはそのあとになります。今月下旬に発売予定の通常品(JR東海車)はスルーしますのであらかじめご了承のほど。