カトー「0系新幹線アップデートパーツセット」レビュー
2021年4月、カトーから0系2000番台「ひかり・こだま」が発表された。
・10-1700 0系2000番台新幹線「ひかり・こだま」8両基本セット 21,780円
・10-1701 0系2000番台新幹線「ひかり・こだま」8両増結セット 16,500円
(税込み表示)
・・・と、いつもならこんな調子でレビューするんだけど、今回製品はヘッドライトの仕様と車番が変更された程度ということもあり、従来製品(2002年発売の「特別企画品」と銘打ったやつ)を持っている筆者は購入を見送っている。
しかし、ヘッドライトについては従来製品に適用してアップデートできるパーツがほぼ同時発売されており、そちらは購入。実際に従来製品に組み込んでみたのでレポート及びレビューしてみたい。
●パーツを入手する
ASSYパーツを確実に入手ということで、今回は都営大江戸線・落合南長崎駅近くにあるメーカー直営の「ホビーセンターカトー」に向かった。なお、新宿西口駅から乗ったため都庁前駅で乗り換えさせられた模様(大江戸線は変態環状線なので・・・あまり乗らんし)。

ショールーム&ショップを兼ねた「ホビーセンターカトー」。京急230形が保存されているが、周辺は住宅地なのでかなり異質というかインパクトがある。過去に一度訪れているが、当サイト始めてからは行った覚えがないので(行っていたら記事にしてるはず・・・たぶん)、10年以上ぶりということになる。



広い内部は大型レイアウトがあるほかカトー初期製品の展示、現行製品の販売(トミックス等他社製品も取り扱いあり)を行っており、なかでもカトーのASSYパーツはお膝元だけあって非常に充実しており、今回の0系用パーツはあっさり入手することができた。
帰りに秋葉の主要な模型店を回ってみたけど、大体的に売っていたのはタムタムだけで、ポポ、淀では見当たらなかった。IMONは言えば出してくれるかもしれないが。パーツという性質上、一般的な販売店では入手しづらいかもしれないので、やはり「ホビーセンターカトー」かカトーの通販が確実だろう。
●パーツの紹介

・28-245 ASSY 0系新幹線アップデートパーツセット 3,080円
(税込み表示)

両先頭車(21形、22形)分のセットとなっている。ヘッドライト周りのアップデートが主でありながら、床下や室内パーツまでセットになっているのが特徴だ。内容は左からマニュアル、床下&座席、ヘッドライトプリズム、予備の光前頭パーツとなっている。

マニュアルに書かれている対応製品を見ると、今回発売された「ひかり・こだま」セットより前の製品、それこそ1983年の初期製品すら対応していて、これまでカトーが発売してきた0系は基本設計がまったく変わっていない(悪く言えば初期製品から使いまわしてきた)こともわかる。ちなみに、筆者が持っている2002年の「特別企画品」は上から4段目。
なお、200系には対応していないので注意(改造次第で組み込めるかも?)。

灯火類のユニットは遮光用のコクピットパーツも含め一新された。謳われている通り、いかにも4灯化しましたよという外観である。

従来製品(左)と比べると、コクピットパーツはアイスグリーンで着色されてリアリティが増した。ただし、従来製品のボディに組み込む関係で寸法やモールドなどは光源がかかわる前方以外、大きな変化はない。

コクピットパーツを分解するのは非推奨なので念のため。
ヘッドライトとテールライトが上下に分かれているのは新旧同じだが(この構造のおかげで他社製品と比べて左右に光が偏ることがなくなっている)、光源は電球からLEDに変更された。チップ型ではなく砲弾型が採用されている。

床下は旧製品と全く同じで、室内パーツは光源の基盤にかかわる部分が若干改修されている模様。
全く変化がない床下まで含めるのは少々過剰な印象があるが、後述の組付け作業の簡易さを狙ったのだろう。
●パーツを組付けてみる

マニュアルに従い床下とボディを分離する。光前頭を固定する3つの穴があるが、下の1つは床下スカートの直上にあるツメにかかっている。車体後位を外すとボディと光前頭に隙間ができるのでそこに(自分の)爪突っ込んで光前頭を外し、ようやく分離できるようになる。筆者は実は今回初めてこのことを知って、これまでは光前頭が付いたまま無理矢理外してた(汗)。

ボディ裏側から既存のヘッドライトプリズムを外す。テールライトはクリアレッド塗装表現で、とってもプリミティブ。

こちらは今回新規制作されたヘッドライトプリズム。左右独立になり、光源側にそれぞれ2本の突起があることがわかる。

新旧のヘッドライトプリズムを比較する。昔のシューティングゲームの敵キャラみたいだった大ぶりなプリズムは相当小型化された。旧プリズムではボンネットのサイドに光漏れしてしまっていたが、新プリズムはそんなことはなさそうだ。

新プリズムを左右それぞれに取り付ける。後ろからボディとツライチになるよう差し込むが、小さいパーツなので紛失注意。あとは、分解した手順を逆に組み立てていくだけである。カトーの床下は21形と22形で作り分けられているので間違えないように。なお、台車は旧製品のビス止めのものをそのまま移植する。
光前頭はパーツが破損したときのために付けているようで、逆に言えばうまく分解できたなら不要なパーツではある。筆者はうまくできたので特に交換する必要はなかったが、せっかくなので交換した。筆者の所有品ではロットによる色違いは特に感じられなかった。
●消灯状態をチェック

組み立て終わった状態で比較してみる。左が従来製品そのままで、右が今回のパーツに交換した状態。「ひかり・こだま」セットの先頭車も右のような見た目のはずである。


上が新パーツ組み込み、下が従来のまま。この角度では正面からよりも縦2灯があるように強調され、キラキラ感が増した半面、従来製品に比べて落ち着きがなくなった、と言えなくもないかも。


真横からではあまり差はないが、新パーツの方(上)はライト内部の反射板がくっきり見えるようになった。プリズムの透明度が影響しているのかもしれない。
●さあ、見せてもらおうかカトーの点灯状態とやらを!
とりあえず、いくつかの角度で一気に見てしまおう(給電するフィーダー線が邪魔なのはご容赦)。従来製品や他社製品の光り方はメインサイトのレビューを参考にされたい。
カトー従来製品、トミックス各種、マイクロ0番台
http://www.speedsphere.jp/RailRoad/Shinkansen/Tec0SeriesModelReview02b.aspx
マイクロ1000番台
http://www.speedsphere.jp/RailRoad/Shinkansen/Tec0SeriesModelReview03b.aspx






最後発だけあってトミックス、マイクロに比べれば一番4灯に見えているとは思う・・・思うが、最後発の割にはなんか微妙というか・・・?
正面からだとあまり4灯に感じないし、3、4枚目は比較的4灯に見えるが、なんかこう「0系のライト」とは違う感じがする。



コクピットパーツはくっきり4灯光るので、ボディ側の新プリズムなしで点灯させてみたらすごく「0系のライト」っぽくなった。要するに、ボディ側のプリズムが歪めてしまっているのだろう。この点はトミックス、マイクロにもあった欠点だが、最後発であるカトーも覆すことはできなかったようだ。

従来製品のテールライトは通常の電球+プリズムへのクリアレッド塗装だったが、純粋な赤色LEDに置き換わったことでテールライトはようやく他社並みに「赤く」光るようになった。
●総評
これまでトミックス(公式的には4灯を謳っていないけど)、マイクロともに4灯表現はうまくいっていないという評価だったので、さすがに最後発のカトーはずっと良くなるだろうと期待していたが、確かに一番4灯に見えることは見えるが今一つ及ばずという感じだった。
三社とも4灯化へのアプローチがまさに「三者三様」で、いずれもボディ側のプリズムが原因で光が歪んで良い結果が出ていないというのは面白く、そしてもどかしい。700系、E3系、E6系(トミックスのみ)、E7系あたりはボディ側のプリズムにあたる部分が薄型ガラス状の「中空構造」であり、Nゲージサイズでも十分すぎるほどの4灯表現を実現しているが、0系のように「中実構造」のプリズムではやはり無理があるんじゃないだろうか。カトーの場合ボディが従来製品のままなので中空構造化は難しかったかもしれないが、それでももう少し頑張って欲しかったなという気がした。
ただ、ASSYパーツを「アップデートパーツ」という形態で従来製品をフォローできるという試みは良いと思った。新幹線模型で過去に同様の例というと、トミックス500系に車端部の窓入れがされた際、従来製品向けに窓パーツだけ発売されたくらいか(知る人ぞ知るみたいな感じだったが・・・)。
従来製品を持っているのに一部パーツが置き換わっただけ(+車番が変わった程度)の製品に買い替え・買い増しするというのはなかなか厳しいわけで、パーツの交換でグレードアップ&アップデートできるというのはユーザ目線でいえば分解組み立てが伴うとはいえ、ローコストかつ合理的だと思う。
一方で、問い合わせ対応等を考えるとメーカーもあまりやりたくないだろうし、なによりパーツだけよりも製品そのものを「まるっと買って」欲しいはずで、その意味ではユーザと利害が相反する難しい問題である。
そんな中、今回のカトーの判断はなかなか英断だなと思った。従来製品を持っていた筆者としては、ヘッドライト以外変わり映えしない今回の「ひかり・こだま」製品は仮にアップデートパーツセットがなかったとしても、やはりスルーしたと思う。買い替え・買い増しさせる訴求力がなく買ってもらえないくらいなら、パーツだけでも売れればいいという思惑もありそうだ。
ライトユーザが多いと思われる新幹線模型はあまり「工作」という文化は馴染まない気がするし、前述した利害関係もあって難しいとは思うけど、それでも今後こういう例が増えると嬉しいと思う。他にもアップデートしたい製品、一つや二つくらいあるよね?
・10-1700 0系2000番台新幹線「ひかり・こだま」8両基本セット 21,780円
・10-1701 0系2000番台新幹線「ひかり・こだま」8両増結セット 16,500円
(税込み表示)
・・・と、いつもならこんな調子でレビューするんだけど、今回製品はヘッドライトの仕様と車番が変更された程度ということもあり、従来製品(2002年発売の「特別企画品」と銘打ったやつ)を持っている筆者は購入を見送っている。
しかし、ヘッドライトについては従来製品に適用してアップデートできるパーツがほぼ同時発売されており、そちらは購入。実際に従来製品に組み込んでみたのでレポート及びレビューしてみたい。
●パーツを入手する
ASSYパーツを確実に入手ということで、今回は都営大江戸線・落合南長崎駅近くにあるメーカー直営の「ホビーセンターカトー」に向かった。なお、新宿西口駅から乗ったため都庁前駅で乗り換えさせられた模様(大江戸線は変態環状線なので・・・あまり乗らんし)。

ショールーム&ショップを兼ねた「ホビーセンターカトー」。京急230形が保存されているが、周辺は住宅地なのでかなり異質というかインパクトがある。過去に一度訪れているが、当サイト始めてからは行った覚えがないので(行っていたら記事にしてるはず・・・たぶん)、10年以上ぶりということになる。



広い内部は大型レイアウトがあるほかカトー初期製品の展示、現行製品の販売(トミックス等他社製品も取り扱いあり)を行っており、なかでもカトーのASSYパーツはお膝元だけあって非常に充実しており、今回の0系用パーツはあっさり入手することができた。
帰りに秋葉の主要な模型店を回ってみたけど、大体的に売っていたのはタムタムだけで、ポポ、淀では見当たらなかった。IMONは言えば出してくれるかもしれないが。パーツという性質上、一般的な販売店では入手しづらいかもしれないので、やはり「ホビーセンターカトー」かカトーの通販が確実だろう。
●パーツの紹介

・28-245 ASSY 0系新幹線アップデートパーツセット 3,080円
(税込み表示)

両先頭車(21形、22形)分のセットとなっている。ヘッドライト周りのアップデートが主でありながら、床下や室内パーツまでセットになっているのが特徴だ。内容は左からマニュアル、床下&座席、ヘッドライトプリズム、予備の光前頭パーツとなっている。

マニュアルに書かれている対応製品を見ると、今回発売された「ひかり・こだま」セットより前の製品、それこそ1983年の初期製品すら対応していて、これまでカトーが発売してきた0系は基本設計がまったく変わっていない(悪く言えば初期製品から使いまわしてきた)こともわかる。ちなみに、筆者が持っている2002年の「特別企画品」は上から4段目。
なお、200系には対応していないので注意(改造次第で組み込めるかも?)。

灯火類のユニットは遮光用のコクピットパーツも含め一新された。謳われている通り、いかにも4灯化しましたよという外観である。

従来製品(左)と比べると、コクピットパーツはアイスグリーンで着色されてリアリティが増した。ただし、従来製品のボディに組み込む関係で寸法やモールドなどは光源がかかわる前方以外、大きな変化はない。

コクピットパーツを分解するのは非推奨なので念のため。
ヘッドライトとテールライトが上下に分かれているのは新旧同じだが(この構造のおかげで他社製品と比べて左右に光が偏ることがなくなっている)、光源は電球からLEDに変更された。チップ型ではなく砲弾型が採用されている。

床下は旧製品と全く同じで、室内パーツは光源の基盤にかかわる部分が若干改修されている模様。
全く変化がない床下まで含めるのは少々過剰な印象があるが、後述の組付け作業の簡易さを狙ったのだろう。
●パーツを組付けてみる

マニュアルに従い床下とボディを分離する。光前頭を固定する3つの穴があるが、下の1つは床下スカートの直上にあるツメにかかっている。車体後位を外すとボディと光前頭に隙間ができるのでそこに(自分の)爪突っ込んで光前頭を外し、ようやく分離できるようになる。筆者は実は今回初めてこのことを知って、これまでは光前頭が付いたまま無理矢理外してた(汗)。

ボディ裏側から既存のヘッドライトプリズムを外す。テールライトはクリアレッド塗装表現で、とってもプリミティブ。

こちらは今回新規制作されたヘッドライトプリズム。左右独立になり、光源側にそれぞれ2本の突起があることがわかる。

新旧のヘッドライトプリズムを比較する。昔のシューティングゲームの敵キャラみたいだった大ぶりなプリズムは相当小型化された。旧プリズムではボンネットのサイドに光漏れしてしまっていたが、新プリズムはそんなことはなさそうだ。

新プリズムを左右それぞれに取り付ける。後ろからボディとツライチになるよう差し込むが、小さいパーツなので紛失注意。あとは、分解した手順を逆に組み立てていくだけである。カトーの床下は21形と22形で作り分けられているので間違えないように。なお、台車は旧製品のビス止めのものをそのまま移植する。
光前頭はパーツが破損したときのために付けているようで、逆に言えばうまく分解できたなら不要なパーツではある。筆者はうまくできたので特に交換する必要はなかったが、せっかくなので交換した。筆者の所有品ではロットによる色違いは特に感じられなかった。
●消灯状態をチェック

組み立て終わった状態で比較してみる。左が従来製品そのままで、右が今回のパーツに交換した状態。「ひかり・こだま」セットの先頭車も右のような見た目のはずである。


上が新パーツ組み込み、下が従来のまま。この角度では正面からよりも縦2灯があるように強調され、キラキラ感が増した半面、従来製品に比べて落ち着きがなくなった、と言えなくもないかも。


真横からではあまり差はないが、新パーツの方(上)はライト内部の反射板がくっきり見えるようになった。プリズムの透明度が影響しているのかもしれない。
●さあ、見せてもらおうかカトーの点灯状態とやらを!
とりあえず、いくつかの角度で一気に見てしまおう(給電するフィーダー線が邪魔なのはご容赦)。従来製品や他社製品の光り方はメインサイトのレビューを参考にされたい。
カトー従来製品、トミックス各種、マイクロ0番台
http://www.speedsphere.jp/RailRoad/Shinkansen/Tec0SeriesModelReview02b.aspx
マイクロ1000番台
http://www.speedsphere.jp/RailRoad/Shinkansen/Tec0SeriesModelReview03b.aspx






最後発だけあってトミックス、マイクロに比べれば一番4灯に見えているとは思う・・・思うが、最後発の割にはなんか微妙というか・・・?
正面からだとあまり4灯に感じないし、3、4枚目は比較的4灯に見えるが、なんかこう「0系のライト」とは違う感じがする。



コクピットパーツはくっきり4灯光るので、ボディ側の新プリズムなしで点灯させてみたらすごく「0系のライト」っぽくなった。要するに、ボディ側のプリズムが歪めてしまっているのだろう。この点はトミックス、マイクロにもあった欠点だが、最後発であるカトーも覆すことはできなかったようだ。

従来製品のテールライトは通常の電球+プリズムへのクリアレッド塗装だったが、純粋な赤色LEDに置き換わったことでテールライトはようやく他社並みに「赤く」光るようになった。
●総評
これまでトミックス(公式的には4灯を謳っていないけど)、マイクロともに4灯表現はうまくいっていないという評価だったので、さすがに最後発のカトーはずっと良くなるだろうと期待していたが、確かに一番4灯に見えることは見えるが今一つ及ばずという感じだった。
三社とも4灯化へのアプローチがまさに「三者三様」で、いずれもボディ側のプリズムが原因で光が歪んで良い結果が出ていないというのは面白く、そしてもどかしい。700系、E3系、E6系(トミックスのみ)、E7系あたりはボディ側のプリズムにあたる部分が薄型ガラス状の「中空構造」であり、Nゲージサイズでも十分すぎるほどの4灯表現を実現しているが、0系のように「中実構造」のプリズムではやはり無理があるんじゃないだろうか。カトーの場合ボディが従来製品のままなので中空構造化は難しかったかもしれないが、それでももう少し頑張って欲しかったなという気がした。
ただ、ASSYパーツを「アップデートパーツ」という形態で従来製品をフォローできるという試みは良いと思った。新幹線模型で過去に同様の例というと、トミックス500系に車端部の窓入れがされた際、従来製品向けに窓パーツだけ発売されたくらいか(知る人ぞ知るみたいな感じだったが・・・)。
従来製品を持っているのに一部パーツが置き換わっただけ(+車番が変わった程度)の製品に買い替え・買い増しするというのはなかなか厳しいわけで、パーツの交換でグレードアップ&アップデートできるというのはユーザ目線でいえば分解組み立てが伴うとはいえ、ローコストかつ合理的だと思う。
一方で、問い合わせ対応等を考えるとメーカーもあまりやりたくないだろうし、なによりパーツだけよりも製品そのものを「まるっと買って」欲しいはずで、その意味ではユーザと利害が相反する難しい問題である。
そんな中、今回のカトーの判断はなかなか英断だなと思った。従来製品を持っていた筆者としては、ヘッドライト以外変わり映えしない今回の「ひかり・こだま」製品は仮にアップデートパーツセットがなかったとしても、やはりスルーしたと思う。買い替え・買い増しさせる訴求力がなく買ってもらえないくらいなら、パーツだけでも売れればいいという思惑もありそうだ。
ライトユーザが多いと思われる新幹線模型はあまり「工作」という文化は馴染まない気がするし、前述した利害関係もあって難しいとは思うけど、それでも今後こういう例が増えると嬉しいと思う。他にもアップデートしたい製品、一つや二つくらいあるよね?