FC2ブログ

リニア・鉄道館(前編)

すでに1ヶ月以上経過してしまったが、9月の3連休を利用して名古屋のリニア・鉄道館に行っていたのでレポート。開館から2年以上経っているし、そろそろ混雑も減ってきているのではないかと(←結果的には、これは考えが甘かった・・・)。

※今回は前後編ありますが、先に後編をアップしたので前編から下方に続けて読めるようにしました。

というわけで、新横浜から「のぞみ」(700系C55編成充当)で名古屋へ。名古屋市内有効の切符を活用するため、金山駅まで乗ってそこから地下鉄で名古屋港へ・・・って、金城ふ頭じゃなくて?

2013Nagoya01[加工]
初日に訪れたのは名古屋港水族館。今回は妻(非鉄)を連れ立っているので、自分ばかりが楽しむわけにもいかないということで。

2013Nagoya02[加工]
いろいろ見たけど、ここに来たのは「アデリーペンギン」という、Suicaペンギンのモデルになったやつがいるから(妻向けに)。日本で見られるのは4箇所しかなく、そのうち1か所は地元の横浜八景島シーパラダイスなんだけど数羽しかない。その点、ここはざっと数えても20羽以上を飼育しており、フリーク(?)には見ごたえのある場所となっている。

他にもエンペラー・ヒゲ・ジェンツーといった種類も多数いたがいずれも南極ペンギンで、ケープやフンボルトといった温帯ペンギンはいない。

2013Nagoya03[加工]
取り囲んでいるようで、何をしているのか、何を考えているのかまったくわからない(w。だがそれがいい?

Suicaペンギンといえば、名古屋都市圏でもSuicaが普通に使えるようになったのでかなり便利になった・・・と無理やり鉄ネタに結び付けてみる。

2013Nagoya04[加工]
定番のイルカショー。ジャンプする場所とタイミングを図るのが難しいがなんとか。

夕方くらいで引き上げ、その日は終了。翌日は今回メインのリニア・鉄道館に向かうべく、名古屋駅からあおなみ線で金城ふ頭へ。

2013Nagoya05[加工]
25分ほどで到着。周辺には「ポートメッセ名古屋」があるくらいで基本的にはなにもない場所である。大宮の鉄道博物館とは異なり鉄道色はほとんど感じられない立地で、建物はシンプル(写真は順光になる帰りに撮ったもの)。

開館時間前に到着するようにしたものの、入口には長蛇の列ができていて想定外。3連休の真ん中とはいえ完全に人気を見誤り、入場には30分近く要した。料金は1000円と手ごろだが(ちなみに水族館は2000円)鉄博のようなシステムではなく、松屋やゴーゴーカレーのような券売機でチケットを購入する。

2013Nagoya06[加工]
入場してすぐのエリアはシンボル展示で(写真は後で2Fから撮ったもの)、奥からC62蒸気機関車17号機、955形新幹線試験車「300X」、超電導リニアMLX-01。テーマは高速鉄道のシンボルということで、速度記録を持つ車両がテーマとなっている。記録はそれぞれ129km/h、443km/h、581km/h。

リニア車両MLX-01は車内見学ができて、C62も運転室を外から見ることができるが、300Xは外観のみ見学可能。見のとおり、このエリアは照明が非常に暗く撮影には苦労した。

2013Nagoya07[加工]
その奥にはメインの車両展示エリアとなる(これも後で2Fから)。内部は広々としていて、新幹線エリア・在来線エリアとおおまかに分類されている。運営者の関係上、新幹線車両は東海道新幹線関連のものに限られるが、それでも10両収蔵というのはかなり多い。

車両のほか、信号システムや台車、パンタグラフなども展示されている。

2013Nagoya08[加工]
館内は自然光を採り入れていることもあり、場所にもよるがかなり明るく、シンボル展示エリアとは対照的に撮影しやすい環境になっている。もっとも、当日のように混雑していると人が途切れるタイミングを図る方がずっと難しいけど・・・
ここは300系が2両も収蔵されているが、左が量産車(元J21編成)、右が試作車(元J1編成)、しかもそれぞれ1号車、16号車となっていて、マニアックだけど数多い差異を間近で確認することができる。

2013Nagoya09[加工]
左が量産車、右が試作車。後者は窓と帯の間隔が広いことが一目瞭然なのも、並んでいるからこそ。試作車は廃車後に浜松工場のイベントで展示されているのを見たことはあるけど、あの場ではこうした違いもわからなかった。

なお、どちらも車内見学可能で、座席や天井デザインはまったく違いがないが、側壁のカバーの形状には若干の違いがあることがわかる。

2013Nagoya10[加工]
100系と0系は、どちらも浜松工場で長らく保存されていた車両で、現地でも何度か見ていたがこの度(って2年以上前だけど)めでたく博物館収蔵となった。ちなみに、「300X」や300系試作車、在来線車両の何両かも浜松工場から移転してきたものだ。

100系は元X2編成の先頭車とX1編成の食堂車が展示されていて、同形式の展示は今のところここだけ。0系も先頭車と食堂車の組み合わせで、先頭車は引退時のS88編成から登場時のK17編成に変更のうえ、塗装も白からアイボリーに復元されている。なお、反対側の先頭車22-86は浜松工場に残された(現在どうなっているのかは不明)。

2013Nagoya11[加工]
100系の2階建て食堂車。元は試作車X1編成のもので、登場時はかなり話題になった。

2013Nagoya12[加工]
嬉しいことに車内見学可能(ただし食堂内には入れない)で、当時の雰囲気を伝えてくれる。

100系の食堂車は1Fが厨房と通路、2Fが食堂という合理的な設計で、見晴らしがよく広々としている。「カシオペア」の食堂車(マシE26形)が比較的近いかもしれないが、他にはあまり見られないスタイルの食堂車である。

2013Nagoya13[加工]
一部テーブルには食品サンプルも置いてあり、演出が凝っている。

一度はこんな環境で食事してみたかったが、筆者が新幹線趣味に入ってきた時には食堂車・ビュッフェの営業列車はすでになく、唯一食堂車が残っていた「グランドひかり」も風前の灯だった。こんな素晴らしい食堂車、新幹線ではもう二度と出てこないだろう。

2013Nagoya14[加工]
食堂入口付近の壁には、歴代の東海道を走行した車両のエッチングが施されている。メニューも掲示してあり、場所を考えれば思ったより高くない印象。

2013Nagoya15[加工]
X編成車内(写真は先頭車のもの)に「食堂車の状況を知らせる」ランプがあるとは知らなかった。やはり実車から学べることは多い。

2013Nagoya16[加工]
0系も車内見学可能で、シートはオリジナルの転換クロスシート。鉄博の21-2でも見られるが、銀と青の組み合わせは懐かしい。なお、リニア・鉄道館では一部車両を除き座席に座ることは禁止されている。

2013Nagoya17[加工]
100系と比べて「昭和」な感じの食堂車内部を見ることができる。こちらは平屋となるが、新幹線の車体幅を活かして食堂と通路が分離されているのが特徴(ただし座席は1列少ない)。写真の位置の真後ろには厨房があり、こちらも内部を観察可能。

通路側の壁は富士山を見たいという要望により、後年窓開け改造が行われたのは有名な話。

2013Nagoya18[加工]
そしてドクターイエロー。こちらはJR西日本が所有していたT3編成の7号車で、引退後は博多総合車両所に保管されていた車両を移設。晩年の姿で保存されているので、車端部にはJR東海の車両にはない大きな「JR」マークが掲げられている。

T3編成の7号車は普通の客室であり、ここの車内ではムービーを流していたが、検測車っぽい雰囲気(機械でみっちり、みたいな)は残念ながら希薄だった。

(後編につづく)
プロフィール

友輝

Author:友輝
SpeedSphere管理人
(メインサイト(休止中))

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
リンク