トミックス 九州新幹線800系(0番台リニューアル、1000番台新発売)
最近、仕事が忙しく23:00~0:00帰りがデフォルトに。GWは全部休めそうだけど、しばらくはこんな状態が続きそう。メインサイト間に合うんかな(^^;)
さて、すでにメーカーからアナウンスされていたものの、なかなか詳細が出なかったトミックスの800系について(公式には品番と価格が発表された程度だが・・・)。
92836 JR800-0系九州新幹線 19,635円
92837 JR800-1000系九州新幹線 19,635円
発売時期は当初2012夏とされていたが、秋に変更されたようだ。また、現行製品のように基本セット+増結セットという組み合わせではなく、どちらも6両セットになる。
トミックスの800系はすでに「つばめ」仕様で発売されているが、今回は昨年のカトー製品と同様に「つばめ」ロゴを廃止し、新ロゴになった現在の姿となる。また、現行製品はカトーも含めて0番台(旧800系)だが、今回は1000番台(新800系)もラインナップに加わる。


上が0番台(旧800系)、下が1000番台(新800系)。熊本駅にて。
外観的にはライトの形状と塗装が違うくらいで(内装はかなり異なるが・・・)、先頭車以外は共通ボディでいけるので両方ラインナップすることにしたのだろう。プロトタイプは旧がU004編成、新がU007編成となるようで、現行製品もそうだが形式番号などは印刷済みになるようだ。
今回製品とこれまで発売された800系を見てみると、
U001編成(九州キオスク限定品)
U002編成(カトー「つばめ」仕様)
U003編成(カトー新ロゴ仕様、トミックス「つばめ」通常品)
U004編成(旧800系今回製品)
U005編成(トミックス「つばめ」限定品)
U007編成(新800系今回製品)
800系は旧がU001~006、新がU007~009の9本在籍しているから、模型化率はかなり高いといえる。
個人的には、旧800系はU004編成ではなくU006編成にしてほしかった・・・何が違うのかというと、旧800系のうち、U006編成のみ外幌が黒いのだ(ちなみにU001~U005編成は白、U007~U009は黒)。U004編成だと、カトーのU003編成とドンかぶりになってしまうから、U006編成ならカトーと対比できておもしろいと思ったのよね。限定で出ないかな(w
新800系のU007編成は妥当な線だろう。U008編成は2000番台になってしまうし、架線検測ができるのでパンタ周辺も若干異なる。U009編成は1000番台だが、昨年筆者が見たときは側面は新ロゴなのにノーズ先端(象嵌)は「つばめ」のままだったので、模型化した後に変更される可能性がある(この辺の事情は、800系のレビュー記事を書くようになったら述べたい)。
現行製品が比較的新しい製品のため、フライホイール動力やLEDなどは採用済みで目新しい仕様は特に見つからない。しかし、TSカプラーではなく、フックリング式の通電カプラーに変更されるというのは目を疑った。
「目を疑った」というのは悪い意味ではなく、トミックスのリニューアルでは通電カプラー化が定番となっているけど、可動幌をもつドクターイエローや500系V編成などと異なり、800系は伸縮式のTSカプラーが使われる前提の構造なので、そのままフックリング式の通電カプラーにすることは不可能に思える。となると、可動幌を装備できるボディに作り直す必要があるわけで、旧800系のボディもろとも新規制作するのだろうか。
しかし、現在の情報だと(新800系の先頭車と窓が埋められた5号車以外)ボディを新規製作するとも、可動幌になるという情報もない。そこで、ボディそのままで通電カプラー化できるのか実験してみた(よい子はマネしないように)。

現行製品からTSカプラーを外し、N700系S・R編成の台車とカプラーを取り付けてみた。TSカプラー製品といっても台車自体はフックリング製品と同じなので(元のカプラーを切断しているだけ)、ポン付けは可能。

都合により1号車+3号車となっているが、さすがにTSカプラーよりは広いものの、間隔は5mm程度と水準レベルではある。

しかし、やはりカーブを曲がるのは不可能なようだ。写真はトミックスのR=280mmを通過しているところだが、イン側の外幌が接触。曲がることだけならできても、直線に戻る時に必ず脱線した。
まあ、普通に考えたらボディ新規製作+可動幌だろうね。続報を待ちたい。今年の銀座松屋ショーあたりで、試作品が出ると思うけど。
※明日から3日間、出かけるのでブログの返事は書けません。ご了承のほど。
さて、すでにメーカーからアナウンスされていたものの、なかなか詳細が出なかったトミックスの800系について(公式には品番と価格が発表された程度だが・・・)。
92836 JR800-0系九州新幹線 19,635円
92837 JR800-1000系九州新幹線 19,635円
発売時期は当初2012夏とされていたが、秋に変更されたようだ。また、現行製品のように基本セット+増結セットという組み合わせではなく、どちらも6両セットになる。
トミックスの800系はすでに「つばめ」仕様で発売されているが、今回は昨年のカトー製品と同様に「つばめ」ロゴを廃止し、新ロゴになった現在の姿となる。また、現行製品はカトーも含めて0番台(旧800系)だが、今回は1000番台(新800系)もラインナップに加わる。


上が0番台(旧800系)、下が1000番台(新800系)。熊本駅にて。
外観的にはライトの形状と塗装が違うくらいで(内装はかなり異なるが・・・)、先頭車以外は共通ボディでいけるので両方ラインナップすることにしたのだろう。プロトタイプは旧がU004編成、新がU007編成となるようで、現行製品もそうだが形式番号などは印刷済みになるようだ。
今回製品とこれまで発売された800系を見てみると、
U001編成(九州キオスク限定品)
U002編成(カトー「つばめ」仕様)
U003編成(カトー新ロゴ仕様、トミックス「つばめ」通常品)
U004編成(旧800系今回製品)
U005編成(トミックス「つばめ」限定品)
U007編成(新800系今回製品)
800系は旧がU001~006、新がU007~009の9本在籍しているから、模型化率はかなり高いといえる。
個人的には、旧800系はU004編成ではなくU006編成にしてほしかった・・・何が違うのかというと、旧800系のうち、U006編成のみ外幌が黒いのだ(ちなみにU001~U005編成は白、U007~U009は黒)。U004編成だと、カトーのU003編成とドンかぶりになってしまうから、U006編成ならカトーと対比できておもしろいと思ったのよね。限定で出ないかな(w
新800系のU007編成は妥当な線だろう。U008編成は2000番台になってしまうし、架線検測ができるのでパンタ周辺も若干異なる。U009編成は1000番台だが、昨年筆者が見たときは側面は新ロゴなのにノーズ先端(象嵌)は「つばめ」のままだったので、模型化した後に変更される可能性がある(この辺の事情は、800系のレビュー記事を書くようになったら述べたい)。
現行製品が比較的新しい製品のため、フライホイール動力やLEDなどは採用済みで目新しい仕様は特に見つからない。しかし、TSカプラーではなく、フックリング式の通電カプラーに変更されるというのは目を疑った。
「目を疑った」というのは悪い意味ではなく、トミックスのリニューアルでは通電カプラー化が定番となっているけど、可動幌をもつドクターイエローや500系V編成などと異なり、800系は伸縮式のTSカプラーが使われる前提の構造なので、そのままフックリング式の通電カプラーにすることは不可能に思える。となると、可動幌を装備できるボディに作り直す必要があるわけで、旧800系のボディもろとも新規制作するのだろうか。
しかし、現在の情報だと(新800系の先頭車と窓が埋められた5号車以外)ボディを新規製作するとも、可動幌になるという情報もない。そこで、ボディそのままで通電カプラー化できるのか実験してみた(よい子はマネしないように)。

現行製品からTSカプラーを外し、N700系S・R編成の台車とカプラーを取り付けてみた。TSカプラー製品といっても台車自体はフックリング製品と同じなので(元のカプラーを切断しているだけ)、ポン付けは可能。

都合により1号車+3号車となっているが、さすがにTSカプラーよりは広いものの、間隔は5mm程度と水準レベルではある。

しかし、やはりカーブを曲がるのは不可能なようだ。写真はトミックスのR=280mmを通過しているところだが、イン側の外幌が接触。曲がることだけならできても、直線に戻る時に必ず脱線した。
まあ、普通に考えたらボディ新規製作+可動幌だろうね。続報を待ちたい。今年の銀座松屋ショーあたりで、試作品が出ると思うけど。
※明日から3日間、出かけるのでブログの返事は書けません。ご了承のほど。