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ラストラン仕様300系と、マイクロエース製の話題

筆者は「さよなら運転の記録」等にはあまり興味がないし、混雑するのもわかっているからスルーすることがほとんどだ。300系自体、これまでたくさん撮っているし、昨年夏に乗り納めもしているから、今さらカメラを向けるつもりはなかったんだけど・・・

ラストラン仕様の装飾が施されて走るとなれば・・・自分で改造するためなのか、製品が出た場合に備えるのか・・・はさておき、資料としては押さえておきたいと思い、2月24日、ラストラン仕様の装飾が施された300系撮ってきましたよ。

装飾300系は2/17、2/24、3/16に臨時列車として走るだけで、チャンスは極めて限られている。2/17は行かなかったし、カオス必至の最終日は絶対行きたくないから、2/24しかなかった。同日は平日だが、職場が東京駅から近いので、私用と称して職場承認の上、1時間30分ほど外出することに。

3日ある運転日のうち、この日は唯一12:20発と15:13発の2本運転となるが、17番線発着の後者をチョイス。前者は一番端の19番線発着なので、向かい側のホームから撮るといった芸当ができないからだ(足まわりが撮れない)。

混雑でまともな写真は期待できないだろうし、とりあえず資料になる程度のスナップと動画が撮れればいいと思ったので、コンパクトなSX130ISを持って東京駅に突撃。2本運転なので少しは混雑が分散されるかと思っていたが・・・甘かった。平日だというのに(人のこと言えんけど)、ホーム先端部はすごい混雑。入線30分前くらいの入場では遅すぎのようだ。

DecoTec300-01.jpg
18番ホームから、対向の17番線に向けてポジションキープ。すでに安全柵には同業者がびっしりで、筆者の位置は2列目くらいである。

写真の700系が出発後、ターゲットのお出ましとなるのだけど、よく見たらC1編成だった。こいつもレア編成なんだけど、ほとんどの人がスルー。ぱっと見にはフツーの700系にしか見えないから、仕方ないけどね。

DecoTec300-02.jpg
いよいよターゲット入線となるが、ご覧の有様だよ。筆者もカメラを持ち上げて撮るしかない。向かいのホームはすごい人だが、筆者がいるホームはもっと多かった。

DecoTec300-03.jpg
装飾300系が停車。普通のスナップに見えるが、後ろから押されまくりで(安全柵がなかったらと考えると恐ろしい)、もみくちゃにされながら撮った1枚。トリミングで誤魔化しているが、写真周囲は他人の手やらカメラやら頭やらがいっぱい。撮影後退散しようにも、しばらく身動きすらできなかった。

こ、これが戦い・・・やっぱ、最終日とか絶対に来たくない(苦笑)。

DecoTec300-04.jpg
この時、後ろの19番線にも300系がいたので、混雑により拍車をかけていたのかもしれない。こちらは定期運転の「ひかり」で、3月12日まで300系が充当される。JR西日本所有のF編成なので、装飾は施されていない。

装飾300系ほどではないがこちらも撮影者が多く、駅員が注意を呼び掛けているのがわかる。

DecoTec300-05.jpg
300系のシルエットがモチーフとなっているロゴがうまく青帯に融合している。充当はJ55編成。

装飾300系の入線~出発までは18番線にも列車がひっきりなしに出入りしており、ほとんどかぶり状態になっていたが、N700系の回送列車が出発しオールクリアに。すぐに次の列車が入線してくるが、この間に可能な限り側面ロゴなどを撮影しておいた。

この後、田町に先回りしてそこでも撮影しようと思ったが、東京駅の混雑を見て戦意喪失。そそくさと退散し、職場に戻った。筆者にとっては、活躍中の300系撮影はこれで最後である。

あと、中間車のロゴ貼り付け位置を知るために動画も回しておいたので、切り出して紹介する。撮影条件によりブレているのはご勘弁を。

DecoTec300-06.jpg
13号車

DecoTec300-07.jpg
11号車

DecoTec300-08.jpg
9号車

DecoTec300-09.jpg
7号車

DecoTec300-10.jpg
5号車

DecoTec300-11.jpg
3号車

基本的に、中間車は奇数号車にロゴが貼られていた。ただし、15号車にはなかった。写真は海側だが、山側も同じだと思う。ロゴ自体は、先頭車に貼られているものと同じようだ。

●模型は出る?

これまで東海道新幹線を引退した0系、100系も最後は装飾を施していたが(700系もやるんだろうな)、今回の300系、個人的にはなかなか絵になっていたと思う。「さよなら運転仕様」が大好きな(?)トミックスが食いつきそうなネタだけど、同社の300系は初期のプラグドア仕様なので、忠実に再現するには全車両のボディの新規制作が必要だ。近々限定のF編成セットも出るし、マイクロエース製とはプロトタイプがかぶるわけで、はたして製品化されるかどうか・・・ただ、100系の時は1年近く後に出ているし、同社はさよなら運転関連には異様なこだわりがあるみたいなので、まだまだわからないといったところだ。

どうせボディを新規制作するなら、ボディを薄型にした改良型可動幌でやってホスィ

●マイクロエース300系の試作品

ところで、今月の鉄道模型雑誌「N」にマイクロエースの300系の未塗装試作品の写真が出ていた(たいていネットのほうが早いからビックリ)。小さな写真からしか判断できないが、雑感を。

・全体的なモデリングは問題なさそう
・屋根はトミックス同様、別パーツになっている模様
 →ひし形パンタ時代のバリエーション展開を想定すれば、賢明な判断。
・妻面は従来(0系、200系とか)と異なる。なんか作りこんでいる雰囲気。
・屋根上の高圧線ジョイントは、カトーのように車端までのケーブルを表現?
・カプラーはアーノルトカプラーの模様
 →同時発売の動力ユニットの図から、なんとなく察しはつきましたが・・・おそらく、この記事で紹介した「伸縮式アーノルトカプラー」だと思われる。先頭部ではなく、中間部で使うなら悪くはないんじゃないかと。カプラー研究のページに追記しなきゃならんけどorz
・外幌の表現がない?
 →伸縮式カプラーなら表現できそうだが・・・写真が小さすぎて見えなかっただけかも。

トミックスと比較したら面白そう。記事書きてー(w

ただ、買えるかどうかが最大の問題・・・ということで、無理やり模型ネタをねじ込んでみました(w。
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