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東海道新幹線・小田原駅撮影~新デジカメのテストを兼ねて

7月23日、約1年ぶりに小田原駅で撮影。邪魔な架線柱などがなく、カーブ上にある小田原駅は東海道新幹線定番の撮影地。筆者が在来線で行ける近場だと、東京駅はディテール撮影専用だし、品川駅・新横浜駅は駅構造から撮影に向かない。「高速通過する新幹線をカッコ良く撮れる」小田原駅は筆者にとっても定番で、500系が走っている時はよく通ったものだ。

今回はお目当ての車両があったわけではなく、新しく買ったカメラ(富士フィルム FinePix HS20EXR)のテストが目的。すでに自分の部屋で模型撮ったり、東京駅などでテストはしているし、当ブログでも仙台行きの記事から新しいカメラの写真を使用しているが、走行中の鉄道車両、特に高速通過する新幹線はまだ撮っていなかったので、小田原駅で試してみたというわけだ。

カメラ自体のレビューはまた後日書くとして、今回は資料性ゼロの軽い撮影記で。なお、掲載写真はトリミングしている。

odawara01.jpg

基本的に、新幹線の撮影は難しいと思う。「速いから」というのはもちろんあるが、望遠で撮れば見かけ上はゆっくりとした動きだし、シャッターのタイミングも慣れの問題だけなので、被写体の速度はそれほど問題ではない。それよりも難しいのは「露出」だと思っていて、東海道新幹線のように白い車体で、特に700系のようなカモノハシ顔は光の反射率が高いし、それにも増してN700系はヘッドライトが白い光で点灯するため、車体の白と一緒に白つぶれするリスクが高い。

それでも止まっている車両なら調整してやり直せばいいだけだが、今回のように被写体が高速通過する車両となると、周辺の景色で適正露出に合わせても、車両が白飛びしてしまうなんてことはよくある。車両が見えてからのんびり調整なんてできないし、やり直しできないワンチャンス。そのため、あらかじめ露出を暗めに調整しておくなどの工夫が必要になるが、雲が出たり出なかったりで明るさが目まぐるしく変化するような状況では本当に苦労する。

筆者は基本的にマニュアル撮影派なので、新カメラはどのくらいの露出にしておけば適正に撮れるかを試したかったのだけど、

odawara02.jpg
最初の写真もそうだが、露出オーバー気味で前面が白つぶれした例。何度もこんな感じに。

odawara04.jpg
かといって、ビビって露出アンダー方向に設定するとこんな感じに暗くなってしまうことも。ただ、顔はちょうどよいくらいに白が出ているので、自分の腕が最大要因だとは思うが、やはり難しい被写体なのではないかと。

odawara06.jpg
15:00を回って日が落ちてくると、比較的マシになってきた。しかし、架線柱の影が思いっきりかかってしまった。

ただし、構図(今回は障害物処理はあまり気にしなかったけど)やフォーカス、速度に対する撮影タイミングなどは特に問題ないことを確認できた。

odawara07.jpg
これも露出オーバー気味だが、広角撮影も問題なし。シャッター速度1/3000でなんとか。上下しかトリミングしていないので結構ギリです。

odawara09.jpg
向かいのホームに停車中の「こだま」だが、被写体が止まっている形式写真はまったく問題なし。

odawara10.jpg
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そのままズームさせて、離れた位置からのディテール撮影もいけるし(これでメインサイトも安泰?)・・・

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暗い場所にある台車も撮影できた。ただ、調整の余地はまだまだありそう。

今回のカメラは前のカメラより明るく写ることが多い上に、マニュアル撮影(Mモード)があまり使いやすくないので、被写体によってシャッター速度優先(Sモード)や、自動露出(Pモード)を使い分ける必要がありそう。使いこなすにはまだまだ鍛錬がいると感じた。

カメラの話はここまでにしてダイヤ的な話をすると、まあ東京駅で撮影していた時から感づいていたことではあるが、とにかく300系が減って、N700系が増えたなと改めて思った。

odawara03.jpg
お盆や年末年始になればまた違うかもしれないが、通過線を通過するのはほぼN700系で、700系の通過は数えるほどしかなく、300系の通過は皆無だった。Z28編成が来たおかけで、すれ違いセンサーの有無も分かったが(Z28編成には無いようだ。後でメインサイトに反映予定)。

odawara08.jpg
一方の「こだま」は大部分が700系で、300系は数えるほどしか来なかった。去年はまだ300系の上下線ホーム並びが撮れたのだが・・・

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前の写真もそうだが、JR西日本所有のB編成が「こだま」に入ることも珍しくなくなった。同社所有の300系F編成も東海道新幹線「こだま」で使われているが、700系にも波及しつつある。

odawara14.jpg
左がフレームに収まらなかったが、700系ばかりのシーン。2008年頃は、300系でこうしたシーンが頻繁に見られたのだが。

odawara15.jpg
300系はこれまで散々撮っているので、カメラを向けることはあまりしなかったが、せっかくなので向かいの下りホームに到着するJ55編成を。今回は小田原駅に約4時間いたが、300系はJ・F編成合わせて3回くらいしか見ておらず、いよいよ風前の灯という感じだった。

2年前くらいからそうなのだが、現在の小田原駅は「こだま」の発着タイミングが上下線で重なることが多く、2本退避のうち1本しか撮れないという状況になっている。500系がたくさん走っていた当時はそうでもなかったが、全体的に通過列車の撮影機会も減っているような気がする。

来年の今頃はいよいよ300系がいなくなって、東海道新幹線は700系とN700系のみになるだろう。変わり種はN700系のZ0編成か、ドクターイエローくらいになってしまうが、これらは神出鬼没でそう撮れるような存在ではない。

筆者は700系もN700系も嫌いではないし、車両の統一は自分も含めた利用者に対してメリットは間違いなくある。ただ、撮影という行為に限って言えば、ひたすら同じ車両しか来ないというのは正直退屈。なので、来年も同じように小田原駅で撮影しているかというと・・・ちょっと自信がない。そんなふうに感じた1日だった。
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