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富士フィルムX-S1・夜景三連弾その3・秋葉原・東京駅編

X-S1の夜景記事ラストは秋葉原。

この日は画質の比較テスト用にカメラ(HS20EXRとか)を何台か持ってきていたのだけど(重い・・・)、いろいろ撮影した後、またまたX-S1で夜景撮影していたのだった。

今回もPC画面での閲覧を想定した横1200ピクセルの拡大画像(クリック)を用意した。縮小と一部ぼかし以外の加工は一切していない。

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ヨドバシAkibaは看板等がカラフルかつ細かくて、なんていうか比較撮影にはもってこいの被写体。今回掲載した中で唯一比較撮影した写真だが、一般的なコンデジと比べたらやはりX-S1は群を抜いている。カメラ(全部コンデジだが)の比較レビューもやったら面白そうだけど、キリがなさそうなので自重。

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万世橋から中央通りや総武線ガードを狙う。バカの一つ覚えの光芒です(w。

橋上からかつて交通博物館だった万世橋駅遺構のライトアップを撮りたかったが、遺構を整備するための工事が始まっており、フェンスが張り巡らされていてライトアップどころではなかった。

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先ほどの写真の交差点を渡って。低速シャッターなので、車が動体ブレしてしまうのは仕方なしか。

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「ゲーマーズ」や免税店が入るビルの看板や文字もキチンと描写されている。

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ドンキホーテの裏、秋葉原クロスフィールド(UDXビル)周辺はイルミが用意され異なる雰囲気が。この日は風が強く、木が動くのでイルミがぶれてしまった。

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それにしても・・・

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「俺が知ってる秋葉原と違う」雰囲気だ(w。

筆者は高校の時、「X68000」というパソコンの実機を見たくて秋葉原に初めて来たものだ。当時はまだまだ家電が主流でPCを売っている店もそれほどではなく、ましてやアニメグッズやメイドカフェなどもまったくない。飲食店も非常に少なく、食事にも困ったのを思い出す。

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UDXビルのあたりはもともと平面の大駐車場だったが(現在もビルの地下はそれなりの規模の駐車場がある)、そんな面影はどこにもない。もっとも、その前は市場だったというし、この程度の街の変化はどこでも見られるといえばそうなんだけど。

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「俺が知ってる秋葉原」に戻ってきた。筆者が信奉するカレー店も写っているではないか(w。新宿編はビルの明かりやイルミがメインだったけど、今回は看板のカラフルさがテーマということで。

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上の写真の反対側にあたる総武線ガード下から。秋葉原にはセガが多く4店舗ある(今回の記事には全店写っている)。

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有名な電気街口駅前。ここのセガは実はよく来ていたりする(UFOキャッチャー・・・)。かつてサトームセンだった建物はヤマダ電機LABIとなったが(ヤマダが吸収したんだっけか)、現在の秋葉原で家電を売っているのはこことヨドバシ、エディオンくらいになってしまった。

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しかし、あるジャンルが廃れても別の流行りもの(今なら萌え関連か)に入れ替わるため、街自体は衰退することがないのも秋葉原。

会社の近くなので、筆者は今でも週一くらいで秋葉原に立ち寄り、ゲーセンやウインドウショッピング(泣)を楽しんでいる。鉄道模型買う時もたいてい秋葉原だもんね(最近はJCBが使えない某安売り店ではなく、ヨドバシで買うことが多し)。中身がどう変わろうが、筆者にとっては楽しい街であることには変わりはない。それだけオタ属性が強いということだろうけど(苦笑)。

引き上げ途中、東京駅で下車してみた。

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東京駅の赤レンガ駅舎は明るいうちに撮ったことはあるので、今回は夜のライトアップも撮りたかったのだ。

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三脚とか持ってくる人も多くいて、夜でも盛況な(?)東京駅前。赤レンガと近代的なビルのコントラスト、好きだなあ。それはともかく、写真がちょっと右に傾いてるような・・・

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正面から撮ってみたが(広角端でもこれが限界)、これもちょっと傾いてる。

HS20EXRの時から薄々気づいてはいたが、X-S1に装備されている電子水準器もあまり精度が高くないようで・・・まあ、デジタルというか大雑把にバーが動くだけなので、たとえ表示が水平を示しても細かい角度を拾うことはできず、多少傾いてしまうことがあるようだ。画面に表示されるグリッドに合わせたほうがいいのかもしれない。

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こちらは恒例の丸の内イルミネーション(丸ビルの裏あたり)。向こうから来る車がうるさいけど望遠で。冬っぽい雰囲気になったかも?

一応、これにて夜景編はひとまず終わりです。

富士フィルムX-S1・夜景三連弾その2・江ノ島編

新宿駅周辺編の翌日、母が入院している(今月下旬退院予定)鎌倉の病院へ。今回はその帰りに撮った夜景(だけではないけど)を。

今回もPC画面での閲覧を想定した横1200ピクセルの拡大画像(クリック)を用意している。前回も含め、トリミング等していない。

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江の島が見えてきた~俺の家は別に近くない~(寒い・・・)

江ノ電の鎌倉高校前駅から。定番のショットだが時間的には15:00を回っており、日光が雲に遮られているとはいえ逆光が激しく、ほとんど「白」と「黒」しかない写真になってしまった。一応、江ノ電を絡めた写真も撮ってみたが車両が真っ暗だったのでボツに・・・かといって、車両に露出合わせたら空と海が真っ白になるし。狙うなら午前中かな。

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江ノ電(休日の混雑はすさまじい)で江ノ島駅に向かい下車、そのまま江の島へ。筆者は元藤沢市民なので、江の島はそれなりになじみが深い。

かなり陽が落ちてきたとはいえ、やっぱり逆光でシルエット状態だが雲間から出る光が幻想的?

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大橋を渡り島内に到達。かなり暗くなってきた。季節的にビーチには人がほとんどいないが、島内は人が結構多い。この先の参道は土産物や飲食店(しらす丼とか)が建ち並び、TVなどで紹介されることも多い。

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エスカレータ(有料、上りのみ)で山頂へ。明かりが灯るのはまだまだという感じだが、ここも人が多い。

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江の島といったらぬこ猫。当日は寒かったので少なかったけど、季節や時間帯によってはあちこちで見かける。人慣れしたのも多く、実は猫好きのメッカだったりするのだ。島内に入ってから(3枚目以降)はすべてISO400で撮っているが、毛並みが潰れることなく再現されている。

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そろそろ夕焼けがおいしい時間帯だが雲が・・・でも、雲間からの夕日が海を照らす絵というのは珍しいかも。

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ケーブルが入ってしまったが、遠くに伊豆大島が見えた。スナップは基本的に広角を多用するとはいえ、ズームが使えるのはやはり便利。

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夕焼けをバックに真鶴半島まで見通せるがやはり雲が多い。晴れていれは富士山も見えるはずなんだけど残念!下の岩場にはこれだけ暗いにもかかわらず釣り人がいる。

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この日は基本的には晴天で、前日と同様満月が明るかった。江の島灯台(展望台にもなっている)と満月を。前日はコクーンタワーで同じような構図を撮っていたりするが・・・(先の記事ではボツにした)

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山を降りる途中、湘南の海岸線に明かりが灯りはじめた。それにしても、富士山方面だけ見事に雲がかかってるなorz

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左に江の島大橋を見ながら片瀬東浜海岸に向けて、いよいよ本格的に夜景がキタキタ。テンションアガ(ry

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こちらは大橋上から西浜海岸に向けて。シャッタースピードは2秒とやや長い露光時間だったので、夜景というには明るいかな。個人的には嫌いではないけど。

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こちらは1秒間露光。夜景としては、このくらいがちょうどよいかも。

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帰りの江の島大橋から。この橋は歩行者用と車道用で分離されているが、車道用を入れつつ陸地側の夜景を狙う。ここでも街路灯の光芒を強調してみました。

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大橋上から振り返って、江の島アイランドスパとライトアップされた灯台。夜景は水(海など)があると絵的に効くようで、奥が深い。

この後は食事したあと、公共交通機関というより絶叫マシンに近いと評判の(?)湘南モノレールで引き上げた。

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おまけ(拡大不可)。

大船駅に253系1000番台がいた。日光特急用に改造されてからの実車を見るのは初めてだ。成田エクスプレス時代は鎌倉車両センター所属だったので、里帰りといったところか。

富士フィルムX-S1・夜景三連弾その1・新宿駅周辺編

富士フィルム「X-S1」を入手して以来、夜景撮りにハマりつつある筆者。今回は新宿駅周辺で撮った写真を。
今回もPC画面での閲覧を想定した横1200ピクセルの拡大画像(クリック)を用意している。

日付的には小田急の撮影と同日で、新百合ヶ丘から新宿に戻り、適当に徘徊しつつ夜景を撮ることにしていたのだった。

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まだ日が沈み切っていない時間帯に、西口の高層ビル街を適当に歩いてロケハン。新宿は数えきれないくらい来ている街だけど、高層ビル街をまともに歩くのは初めてだったり。間近で見るビルは巨大で、あまり近すぎてもフレームに入らず(広角端24mmでもキツイ)、撮影ポイント探しは意外と苦労。この日は天気が良く、終始満月が明るかった。

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高層ビル街の端にある新宿中央公園まで歩き、ホテル「ハイアットリージェンシー(昔は「小田急センチュリーハイアット」と呼ばれていた)」前のイルミがきれいだったのでそこから撮影。

右に見えるのは都庁の議事堂。休日だったので都庁は明かりがイマイチでほとんど撮らなかった。正面に見える「京王プラザホテル」上に見えるのは先ほどの満月。

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先ほどの写真に写っている橋の上から新宿中央公園(どうしても某推理ADVゲームを思い浮かべてしまう)方面を撮影。右が先ほどの「ハイアットリージェンシー」で、ビル前のイルミあたりから撮っていたわけですな。夕焼けというには暗すぎるけど、きれいなグラデーションの空になった。

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同じ橋の上から、反対の新宿駅方向に高層ビル群を狙う。少し絞って撮ったので、街路灯からきれいな光芒が出てくれた。

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新宿住友ビルの前あたりから。光芒すごいな(苦笑。左の黒いビル(新宿三井ビル)の中段に明るく光っているのは満月の反射。新宿三井ビルは黒い色に側壁のクロス模様(?)がカッコよくて、筆者が好きなビルでもある。

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しかし、夜景はカメラを固定するのが大変(三脚持ってないし)。柵や欄干でもあればそこに置いて固定できるのだが。この写真はバッグの上にカメラ置いて、強引に固定してみたものの植え込みが写るほどローアングルすぎ(w。光芒は出たが、レンズの埃がレンズフレアみたいになってしまった。

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新宿駅に戻る途中、「新宿アイランドタワー」の前あたりにエサ(イルミ)が・・・

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そりゃまあ時期的に・・・

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あちこちイルミだらけだもんね。こんな感じで、夜景撮りの心をくすぐるモノばかりでなかなか先に進まないという・・・満月まだ見えます。

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なんとか新宿駅西口まで戻ってきた。ビックカメラが入る小田急ハルク館前のデッキもイルミで装飾。

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ハルク館前のデッキから、小田急百貨店、京王百貨店方面を撮る。百貨店のカラフルな明かりもさることながら、ロータリーを走るバスやタクシーもしっかり写っている。X-S1は夜景がきれいに、しかも簡単に撮れるカメラだと思う(どんなカメラにもいえるけど、きちんと固定しないとダメだが)。

ちなみに、今回の写真はすべてISO400で撮っている。

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こちらは百貨店の向かい側。もう少し右を向くと高層ビル街で、冒頭の写真にも写っている独特な形状のコクーンタワー(東京モード学園ビル)が異彩を放つ。左奥の明かりはヨドバシカメラ。

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ハルク館と小田急百貨店の間のデッキから新大久保方面を撮る。右のビルがない一角は「思い出横丁」。古くて狭い飲食店が立ち並ぶ一角で、学生時代はここでよくラーメンとか食べてた。今も雰囲気は変わらないが大手チェーン店も多く入居しており、筆者が知っている店はかなり入れ替わってしまっている。

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南口に向かうためモザイク通りを通るが、ここもイルミデコ(エサ)多すぎで足止め(w。

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なんともリア充臭がするエリアが(苦笑)。イルミ狙いの本格装備も何人かいましたが。

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南口のサザンテラスにようやく到着。ここのイルミも恒例のもので、やっぱりリア充臭が充満。

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適当に歩きつつ、撮りつつ・・・

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なんかもう、本当に新宿か?手前のLEDは光芒を強調してみた。

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なにせ手持ちなので、手ぶれすることも多数。でも、なんか絵になった気がしたので掲載(w。

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南口方面(ルミネ)に向かって。ここも光芒を強調。

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そして、冬のサザンテラスといったら恒例のこれでしょう。JR東日本本社前のSuicaペンギンイルミ。後ろの装飾はE5系になっていて、ようやく新幹線との結びつきが(w。

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ペンギンイルミは隣にもあり、こちらの装飾はE6系。これからのJR東日本の中核を担う車種だからだと思うが、凝った演出だと思う。

なお、これを撮った直後に震度4の地震が発生(11/24)。あたりは一時騒然。

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各路線の向こう側、東口側のタイムズスクエア。この日は西口とサザンテラス周辺だけで、東口周辺は一切回っていない。あちらにも相当の被写体があるだろうが、キリがないのでこの辺で終了。本当に何時間もいられそう。恐るべし夜の新宿!

地震の影響で山手線が一時的に止まっていたが、帰る頃には回復しており交通機関への影響は軽微だったようだ。思いのほか長居してしまったが、そのまま湘南新宿ラインで帰った。

富士フィルムX-S1・横浜ベイエリアスナップ編

需要無視の(?)X-S1記事。

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ご存知「氷川丸」。

順序が逆になってしまったが、このカメラを買って最初に撮ったのは鉄道関連ではなく、横浜・山下公園からみなとみらいエリアにかけてのスナップ。画角や画質をチェックしたかったほか、操作系は前機種のHS20EXRと似ているもののボタンの位置などが若干違うため、どの程度ギャップがあるのかも確認したかった。そのため、動体よりも風景スナップの方がよいと判断した。

今回は、その時(10月下旬)に撮影した写真を作例として紹介してみる。といっても筆者の腕は並以下なので、気軽に、さらっと見ていただけると助かる(苦笑)。どの画像もトリミング・加工はしていないが、元画像のアップは大きすぎるので、ここでもPC画面で見る想定で1200ピクセルに縮小した(画像クリックで拡大)。また、X-S1はRAW出力もできるが、筆者はサクサク気軽に撮りたいのでJpegしか使っていない。

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まずは、山下公園の噴水からマリンタワーに向けて、X-S1の広角端(24mm)で撮ったもの。

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そこから26倍ズームの望遠端(624mm)でマリンタワーの展望台を狙うと、中にいる人の顔まで判別できそうな望遠具合。最近のネオ一眼(レンズ固定式の高倍率ズーム機)は1000mm超えの機種もあるから、これでもX-S1は控えめな方である。ただ、画像のシャープさや鮮明さはネオ一眼の中ではしっかりしていると思う。

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これは目の前の花が大きく写るように狙ったもの。ここまでの3枚、同じ場所から一歩も動かず撮っている。そして、手元のズームリングで画角を変更するだけだから、3枚撮るのに1分もかかっていない。

レンズ交換式のカメラ(一眼レフ・ミラーレス機)に対し、ネオ一眼を含めたコンパクトデジカメはレンズ交換できないカメラと表現されることがある。転じて、レンズ交換によるさまざまな表現ができず不利だとも。確かに、交換用レンズには20mm以下の超広角レンズや魚眼レンズ、1000mm以上の超望遠レンズなど様々あるわけで、レンズが固定式である以上、コンデジがそれらに対応(表現)できないことは認める。

だが、超広角や魚眼は写真マニアや作品系を撮るならともかく、普通の人が一般的な撮影に用いる代物ではないだろう。例えばX-S1がカバーする24~624mmの画角(+マクロ)があれば大抵の人には十分であり、少なくともネオ一眼系のカメラに対しては「レンズ交換できない」という指摘はいささか的外れだと思っている。

先の3枚をレンズ交換式のカメラで撮ったら、それぞれの画に合ったレンズが必要だろう。600mm級の超望遠レンズはバズーカのように大きくて重い。交換作業が発生する以上、必要性はともかく、1分以内に撮るなんて絶対にできない芸当だ。

ネオ一眼は自身が持っている幅広い画角の中から自由に設定できる。一般的な撮影であればレンズを交換しなくていいカメラなのである。裏を返せば、レンズ交換式はいちいちレンズを交換しなければならないカメラともいえる(レンズ交換そのものを楽しむ趣味は否定しませんが)。

レンズ交換式は手間がかかる分、圧倒的な画質・性能を持っていることは事実だ。でも、写真ってそれだけではないと思うんだな。画質は良いに越したことはないけど、使い勝手も結構重要ではないかと。

・・・ついつい熱く語ってしまいましたが(苦笑)、以降は写真中心です。

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公園に咲く花の撮影も楽しい。撮り方によっては背景をぼかすことも可能。X-S1には擬似的な「ぼかしコントロール」があるが、この写真では使っていない。別記事でも書いたように、このカメラはズームマクロも強いので花弁を拡大して撮るなどもできる。

メイン使用の鉄撮り(特に記録系)ではあまりボケは重要ではないけど、こういうこともできるということで。

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海辺の山下公園にはカモメが多く生息。近づいたら逃げてしまうかもしれないが、ズームさせればここまで大きく写せる。野良猫とか撮るにも有効かもしれない。

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また、周辺は常にカモメが飛びまわっている状況で、それらを狙うのも楽しい(この画像はちょっとだけトリミング)。ネオ一眼はAFが遅く動体は苦手といわれているが、飛ぶ鳥だって撮れないわけではないのだ。

なお、動体が苦手といっても望遠域でちょこまか動くもの(鳥とかスポーツ観戦とか)が苦手というだけで、例えば新幹線は高速で通過するといっても、通る場所が決まっているので置きピンで対処可能であり、ネオ一眼でも撮影は造作もない(これまで撮れてきたことが証明している)。

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山下公園から象の鼻パークに移動しパノラマ撮影。180度でランドマークタワーから大さん橋埠頭ビルまで収まった。HS20EXRにもあった機能だが、広角でも入らない場合などに意外と重宝する。なお、原版はもっと大きい画像である。

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赤レンガ倉庫に移動してきて・・・

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海を見渡す赤レンガパークへ。このカメラの広角端は24mmで、空を大きく入れるのに便利。午前中は曇りがちだったが、午後から立て直して青空が広がってきた。

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上の写真にも写っているが、パークの一角に横浜海上保安部がある。停泊中の巡視船「しきしま」の左にある建物は「工作船展示館」。2001年(もうそんなに経つのか)に海上保安庁の巡視船と交戦の上自爆、沈没した北朝鮮の工作船をサルベージしたものが展示してある(入場無料)。

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パークから大さん橋を右に見ながら大黒ふ頭方面を狙う。これは広角端の24mm。

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中央部を一気にズームイン。直線距離で3kmくらいだろうか、ベイブリッジの対岸(大黒ふ頭側)にある旧「スカイウォーク」のタワーが624mmの超望遠によって一気に引き寄せられる。距離的に空気や湿気の問題もあり、あまりシャキッとした絵にはならなかったが・・・

「スカイウォーク」は横浜ベイブリッジに併設された展望施設だったが、客足が伸び悩み現在は閉鎖してしまった。

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このカメラは「超解像度ズーム」と呼ばれるデジタルズームがあり、写真は2倍、約1200mmの画角になる。画質の劣化は極力抑えられているが、拡大しているだけなので元画像より描写が詳細になるわけではない。とはいえ、手軽にこういう写真が撮れるのは面白い。

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今度は大さん橋に移動。そろそろ日が沈み始める。雲が多かったので夕焼け感はいまひとつだが・・・

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ここでもズーム。まるで木星の表面のような絵になった。

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ランドマークタワーの上方に飛行機雲が。夕日に照らされ彗星っぽく見えたので思わずシャッターボタンを押す。

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このまま夜景を撮りたかったので、暗くなるのを待ちつつ大さん橋内のホールで休憩。このホールは結構暗いのだけど、暗所撮影もなかなか良好。ぶれ防止に近くにあったフェンスにカメラを置いて撮影。

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だんだん街の明かりが目立ち始めた。さらに暗くなるのが楽しみだ。

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埠頭の反対側にはマリンタワーをバックにクルーズ船「ロイヤルウイング」が出港準備中。時間帯的にディナークルーズだろう。実は筆者、この船にはランチクルーズで乗ったことがある。

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ライトアップされた横浜ベイブリッジをバックに「ロイヤルウイング」出港。動きが遅い船といえど、低速シャッターなのでブレれてしまった。空にある丸い光は月。この日はほぼ満月で非常に明るかった。

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というわけで、その場で月を狙ってフルズーム!ネオ一眼の特権(?)月撮り。

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横1200ピクセルでトリミングするとこんな感じ(これで等倍)。かなり大きく写っていることがわかる。クレーターまでバッチリ写っていて、天体望遠鏡のようだ。

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さらに日は落ち、マリンタワーと氷川丸のライトアップが目立ち始める。

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そして、夜景がいよいよ本格的に。みなぎってきた!(w

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上の画角からズーム。ライトアップされた赤レンガ倉庫と近代的な高層ビル。この組み合わせは見事だと思う。

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引き上げついでに再び象の鼻パークあたりから大さん橋を狙う。大さん橋埠頭ビルのライトアップが幻想的。ベイブリッジも見える。

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被写体には困らない(?)夜のみなとみらい。帰り道でもついつい探してしまう。ワールドポーターズを撮ったら日本じゃないっぽい雰囲気になった。俺が知ってるワールドポーターズと違う(w。

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ラストはランドマークタワー、クイーンズスクエア、大観覧車コスモクロック。みなとみらいを象徴する風景で。なんかもう、夜景を撮る楽しさに目覚めてしまった感じ(w。きれいに撮れなきゃ楽しさなんて生まれないだろうから、X-S1様様です。

もとより使い勝手が身上のネオ一眼だけど、X-S1は手動ズームなので意のままの画角を設定できるし(ネオ一眼はほとんどが電動式だが、細かく設定するのは結構難しい)、ズームリングが滑らかで操作自体が気持ちいい。ゆえに撮影が楽しくなってくる。画質も並みのコンデジよりははるかによいし、もちろんレンズを何本も持ち歩き、交換する手間もない。旅行とかには最高じゃないかな。筆者は乗り鉄も兼ねて遠征することもあるから、その場合でも大いに役に立ってくれそうだ。

なんかもう、個人的にはこれだけ撮れれば十分。ホント。他に欲しいカメラがあるとしたら・・・この機種の後継機くらいしかなさそう。ただ、今回でスナップ撮影(特に夜景)の楽しさに目覚めてしまった感があるので、コンパクトで画質の良いカメラにも興味が出てきたかも(同じXシリーズなら「XF1」とか)。X-S1は気軽に持ち歩くにはでかすぎるからね。

p.s.ここ最近、1記事あたり30枚くらい画像使ってるような・・ブログ殺しですな(w。

富士フィルムX-S1・小田原駅撮影テスト編

新デジカメ・X-S1の続き(今回はちょっとボリュームあり)。今回も(拡大可能)とある画像に限り、PCの画面を想定して1200ピクセル程度の画像を用意している(クリックで別窓表示)。

●小田原駅撮影テスト編

X-S1を購入して以来、風景スナップなどいろいろ撮ってテストしていたが、初の新幹線撮影テストということでおなじみの小田原駅へ(といっても、1週間前の話)。HS20EXRも連れて行ってみた(重い・・・)。

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(拡大可能)なんかもう、縮小した状態でもわかるくらいの高画質?小田原駅の午前中は逆光気味で、それをHS20EXRで撮ると白飛びしまくり、かといって露出下げると顔以外は真っ暗という有様だった。この写真も厳密には鼻先のあたりが白飛びしてるのだが、それでも各部シャープに描画されていて、まずまず見られる写真になっているのではないだろうか。

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(拡大可能)この日は黄医者も走っていた。特に目当てにしていたわけではないが、この日は検測ではなく回送運転(T5編成充当)であり、いつもと違うスジなので上り列車にかぶられる心配もなく、しかも晴天で光線状態もベストに近い時間帯。せっかくなのでキチンと撮ることにした(ファンサービスか警笛一発鳴らしていったのが印象的だった)。結果はご覧の通り。黄色の発色もいいし、初撮りにしては上手く撮れたと思うけどどうでしょ?

ちなみに、この日はN700A系も走っていたようだがことごとく撮影チャンスを逃すことに。1回目は小田原駅に到着直後、カメラを出して撮影始めるかというタイミングで通過。2回目はベンチで飲み物飲んでいたら通過(w。2回目は上りだったので折り返しが狙えたかもしれないが、この季節では時間的に真っ暗になっていることが予想されたので諦めた。

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(拡大可能)上:HS20EXR・下:X-S1
ホワイトバランスはどちらも「オート」だが、HS20EXRはやや青白いのに対しX-S1は自然な感じ。車体の解像感はそれほど差がないが、前者はややのっぺりした印象だ。車体よりも背景の住宅、工事フェンスのトラテープ左に写っている奥のフェンスなどの発色や解像度はかなり差があるように思う。

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ちょっと変化球。距離にして15~20mくらいだろうか、対向ホームにある自販機(画面中央)をズームイン!してみる。

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(拡大可能)上:HS20EXR・下:X-S1
望遠端はHS20EXRは720(実際は670mm程度らしいが)mm、X-S1は624mmの高倍率を誇る。もっとも、最近のネオ一眼は1000mm超えの機種もあるので控えめな方である。ちなみに、等倍画像を横600ピクセルで切り出したらペットボトル2本しか入らないほどの高倍率(さすがに原材料名まで読めるほどにはならないが・・・)。

HS20EXRもそうだが、たいていのネオ一眼の望遠端は「とりあえず写る」という感じだけど、X-S1は商品名の文字のくっきり感、色調のメリハリ感が抜きん出ている気がする。

もちろん、一眼レフ+超望遠レンズならもっとすごいんだろうけど、値段いくらするんだよ、重さや大きさはどうなんだよという話で。
高級コンパクト機(同じXシリーズならX10,X100など)は画質は良いけど、こんな望遠域には対応していない。
ネオ一眼の性能は(X-S1はその中でも抜きんでていると思うけど)いわゆるコンデジ並み。しかし、性能を妥協した引き換えに得たものは、レンズ交換なしでマクロから超望遠まで1台でシームレスにこなせる「万能」、「使い勝手」、「コストパーフォーマンス」だと思う。

結局のところ万人が満足できるカメラは存在せず、トレードオフになるという話なのだけど、筆者は1台で気軽かつ便利に(=レンズ交換面倒)、「なんでも撮りたい」タイプなので、やはりネオ一眼のような「全部入りカメラ」が一番向いてるようだ。

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(拡大可能)上:HS20EXR・下:X-S1
おなじみのアングルで比較。タイミングの問題で架線柱の影は見逃してほしい。ブログのサムネイルではそれほど差を感じないが、拡大するとその差は歴然。ヘッドライトや前面窓のシャープさだけでなく、背景の山とか鉄塔の描写にも相当な差がある。

HS20EXRはピントが甘いというか、なんか画像がシャキッとしない感がある(AFはOKを出しているのに)。露出も全体的にピーキーというか白飛びしがちで(この写真はうまくいったほう)、独特のクセがあるように思う。ついでにいうと、手ぶれ補正もあまり効かない。機能は満載だが低性能という感じ。もちろん、ネオ一眼は万能さと引き換えに性能を妥協しているのだし、筆者もそれを理解した上で使っているつもり。でも、HS20EXRは「それにしても」というか・・・

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これはHS20EXRの前に使っていた「SP-560UZ(オリンパス)」で撮った写真で、レンズの収差(架線柱が少し曲がっている)が少々気になるものの、全体的な画質はこちらの方が良いように思う。露出も悪くないし、このくらいの写真は簡単に撮れていたのだけど、これがHS20EXRに変えた途端に白飛びしまくりだったから・・・

最近ようやくその癖を読んで使えるようになってきたが、4年前の旧機種よりも意のままに撮れず、画質も良くなく、サブで使っているキヤノンの「SX130IS(これだってHS20EXRの動画があまりにも不甲斐ないので買ったようなものだ)」にも後れを取ることがあるというのは、さすがに面白くない

・オリンパス SP-560UZ:1/2.35型CCD・800万画素 18倍ズーム(27~486mm)
・富士フィルム HS20EXR:1/2型CMOS・1600万画素 30倍ズーム(24~720mm)
・キヤノン SX130IS:1/2.3型CCD・1240万画素 12倍ズーム(28~336mm)
・富士フィルム X-S1:2/3(1/1.5)型CMOS・1200万画素 26倍ズーム(24~624mm)

CMOSとCCDの違いはあるが、X-S1以外はほぼ同じくらいのセンサーサイズで、このサイズだとだいたい800画素が限界といわれている。コンデジは画素数競争になってしまっているので仕方がないが、その意味ではHS20EXRの1600万画素はやはり無理していると言えそうだ(30倍ズームというもの苦しそう)。もともとSP-560UZが不調でやむなく買い替えたという経緯もあるが(=惚れ込んで買ったわけではない)、正直なところ、HS20EXRはいまいち好きになれなかったのだ

しかし、多機能ぶりや手動ズーム、手になじむグリップ、見やすいバリアングル液晶など、気に入っていた部分も少なくなく、これで画質などの性能が良くなってくれたら・・・と思っていた矢先に発表されたのがX-S1だった。発売前から期待は大きく、発売後は店頭で触ってみて正直惚れ込んだ。各種レビューを見ても悪くなさそうだし、価格COMでもかなり値が下がってきたので、HS20EXRを買ってから1年ちょいでポチってしまったという訳。

で、実際に購入して、使ってみたX-S1はどうだったかというと・・・HS20EXRで不満に感じていた点はすべて解消されていた。センサー拡大に対し画素数が少なくなったことも大きいと思うが、画質が向上していることはもちろん、フォーカスはキチンと合うし、露出も適正になったように思う。カメラとしては当然のことだけど、HS20EXRと比べたら意のままに撮れるようになったことは確かだ。

また、動画も相当改善された。動画は動画で出さないと意味はないと思うが、それはまた別の機会に。動画は静止画の集まりと思えば、切り出した画像の比較も無意味ではないと思う。

X-S1-20.jpg
X-S1-21.jpg
(拡大可能)上:HS20EXR・下:X-S1
小田原駅に停車する「こだま」でどちらも4・5号車間。減速中でもそれなりに速度が出ているから多少ブレてはいるものの、X-S1は号車番号がわかる程度にはなっている。それに対し、HS20EXRはなにがなんだか(苦笑)。後ろの建物のディテールもつぶれてしまっているし。

以前も書いた気がするが、HS20EXRの動画性能は残念ながら糞レベルと言わざるを得ない。望遠域の「こんにゃく現象(画像がグニャグニャする)」もひどいし、静止画以上に白飛びしまくるし、なにより切り出した画像も前掲のとおりだ。1万円以下の安物カメラだってもっとマシな絵を出す。恐ろしいことにこれでもファームで改善されたもので、その前はフォーカスすらまともに合わなかったのだから。

X-S1-24.jpg
その点、X-S1は条件が良ければ切り出した画像でもこのくらいのクオリティにはなる。写真は小田原駅発車直後の1号車後端なのでそれなりに速度は出ているがまったくブレを感じず、元画像(フルHDサイズ)なら形式番号も読めるほどだ。当サイトでは動画から画像を切り出して紹介することも多いからこれは大きい。望遠域の「こんにゃく現象」もほとんど見られない。

X-S1-25.jpg
あれこれ撮影をしていたらすっかり暗くなっていた。16:30の時点でこんな感じなので、ずいぶん陽が短くなったものだ。冷えてもきたし。

X-S1-26.jpg
いつもなら帰っているけど、今回は新カメラということでもう少し居残り。なんとか空のグラデーションを入れてみたが・・・

X-S1-27.jpg
暗くなったのをいいことに(?)露出下げて渋い感じに。写真はISO640で等倍ではそれなりにノイズは目立つものの、十分鑑賞に耐えうるレベルだと思う。センサーが大きいだけにISO400でも常用可能で、このへんも他のネオ一眼より抜きんでていると思う。HS20EXRやSP-560UZのISO400は非常用にしか使ってなかったしね・・・

パノラマ撮影、電子水準器、すばやく各機能にアクセスできる多数のボタンなど、HS20EXRの機能を大部分継承していることに加え、滑らかで操作が気持ちよい手動ズーム、めちゃくちゃ見やすいEVF、手に吸いつくようなグリップ感、そして画質・・・X-S1は他のネオ一眼と比べて高価な設定となっているが、随所に「お金がかかっている」ことを実感できる(ついでに日本製である)。他にも本革製のストラップや金属製のモードダイヤル・レンズフードなど、撮影に直接関係ない点でも高級感を演出しており、他の「Xシリーズ」もそうだが、単なる道具としてのカメラではなく、持ってるだけでテンションあがるような、所有感も満たしてくれていると思う。

HS20EXRの単3電池から専用電池になったのは唯一の不満点だが(ただ、最近は専用電池もそれほど悪くないように思えてきた)、それ以外の不満点をことごとく解消したという意味で、まさに筆者が待ち望んでいたカメラだったといえる。

ダラダラと書いてきたが、結論を言えば大満足。非常に気に入りました
今回は末永く使いたい。

ここまで褒めておいてなんだけど、あまり売れてほしくないね(w。なんというか、このカメラは魅力を独り占めしたいというか、「俺のカメラ」感がすごくするので・・・もとよりそんなに売れているカメラではなさそうだし、他に使ってる人見たことないから問題ないかな。

実車も模型も、過去に撮った写真を全部このカメラで撮り直したい気分だ。引退した車両はもう撮れないし、関西やら九州やらに行くのも大変だし、メインサイトの模型の画像も撮り直していたら永遠に進まないので、現実には難しいのですが。

●オチネタ

サブ機として使っているキヤノン「SX130IS」に片ボケが発生していることに気付いた。

X-S1-28.jpg
画像の左(切り出しているので元画像では中央付近)はビシッとピントが合っているが、右の方は車両も背景もまとめてボケていることがわかる。

X-S1-29.jpg
新聞紙のテレビ欄は片ボケチェックに使えるとのことだが、確かに両端(特に左側)にボケが見られた。片ボケではなく両ボケな気もするけど。

購入店に持ち込んだところ本当に片ボケと診断、入院と相成りました(現在は退院済み)。結局レンズユニット交換となったけど、残念ながら保証期間外(3ヶ月過ぎていた・・・)なので有償修理に。キヤノンに限らずコンデジはどこが壊れても均一料金だそうで、SX130の場合は7,800円ほど。ローエンド機種だと売値と修理代がほとんど変わらないものもあり、その場合は買い替えたほうが早そう。ていうか、「そういうこと」なんだろうけど。

SX130は15,000円くらいだったので買い替えるか悩ましいところだが、この価格帯で単3電池、12倍ズーム、マニュアル露出ができるカメラは他にほとんどなく、後継機(SX160)もあるにはあるが、HS20EXRのせいで1/2.3センサーの1600万画素には忌避感すらあるので(苦笑)、今回は修理することにした。

それにしても、サブ機なのでそれほど使っていたわけではないのに、1年ちょいでこれは困るな。今回レンズユニット交換になったけど、1年後くらいに同症状が出たらさすがに手放すかな。SX130IS、いいカメラなんだけどね。
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