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カトーから500系「のぞみ」、トミックスからE2系200系カラー発売決定

カトーから500系「のぞみ」の発売が発表された。

・10-1794 500系 新幹線「のぞみ」 8両基本セット 22,550円
・10-1795 500系 新幹線「のぞみ」 8両増結セット 15,400円
(税込み表示)

2023年3月発売予定。

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同社の500系「のぞみ」(W編成)は1997年11月の発売以来、これまで商品構成変更や小改良を行いながら何度も再生産されてきた、同社新幹線群の中でもロングセラー商品である(トミックスのも同じくらいのロングセラーではある)。

今回発表されたのは2006年10月以来のリニューアルで、セット構成や車番の変更(これまでW3編成だったのをW4編成に)を行うだけでなく、現在公式で出ている情報によれば、屋根上の仕様が大きな変更点となるようだ。

どちらかといえばトミックスのようなモールド表現+無塗装が実車に近いのだけど、従来のカトー500系は屋根上での滑り止めを濃いグレーの塗装で表現していて、リアリティよりも「演出」的な性格が強かったと思う。しかし、N700系以降はモールド+無塗装となり、300系(早くレビュー書こうぜ…)にも引き継がれたように宗旨替えがあったようで、今回発表の500系もモールド表現(おそらく塗装無し)に変更されることになった。

ボディなどの基本部分は従来と変わらないと思うが、カトー(トミックスもだけど)の500系は屋根板が別パーツなので、そこだけ新規制作してモールド表現にするようだ。これにより、6・7、10・11、14・15の各号車間の大型ジョイントも再現されるかもしれない(トミックスは別パーツで再現可能)。

500系は両社伯仲の出来であり、カトーの塗装表現がよかったという人には残念かもしれないが、トミックス式表現がよいと思っていた人には今回のカトー製品も選択肢に入ってくるのかもしれない。

ちなみに、従来製品からは2,000円程度の値上がりとなるが、N700Sや300系のように4万円超えということはない。


お次はトミックスからもE2系200系カラーの発売予定が。

・97954 特別企画品 JR E2-1000系東北・上越新幹線(J66編成・200系カラー) 34,320円

(税込み表示)

2023年5月発売予定。

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10月の全日本模型ホビーショーでカトーから発表があったばかりだが、トミックスも発売の名乗りを上げることになった。

トミックスにはE2系1000番台の製品はあるものの、カトーと異なり行先表示機が大型化されたJ70編成以降がプロトタイプだったので、200系カラーを製品化するなら実車と異なる「タイプ」にするか、J69編成以前のボディを新規制作するかの選択だったわけだが、ここは後者となった。すでに公式にあるように行先表示機の小型化(なお、同社は0番台で小型の表示機自体はやっている)のほか、パンタ部にあるパンタカバー準備工事の突起も再現されるだろう。

可動幌パーツの新規化にも言及されているが、これは従来製品が塗り分けをパーツ分割でやっていたため(改良型フックリングカプラー時代の可動幌はこのタイプが多い)、そのままだと200系カラーと異なる分割線が出てしまうことへの対応だろう。300系床下の流用は変わらないだろうから、形状自体は後退角が大きいの従来のままだと思われる。

面白いのがいつもの「限定品」ではなく「特別企画品」を名乗っていること。カトー的な限定品の名乗り方なので、今回はいったいどうしたものかと。価格はカトーの31,460円より3,000円ほど高く、トミックスのE2系1000番台製品の28,600円からは値上がり率は大きめだ。そこは「特別企画品」なので大目に見てくれ、ということだろうか。

カトーのを買うつもりでいたけど、トミックスのE2系1000番台は出来が良いしボディが新規になるならこっちも気になる。実車が1本しかないものを両方買うのもなんだし、正直迷う。N700S「かもめ」と発売時期がバッティングしない意味では、財布に優しいのはトミックスな気がするが…

これにより、トミックスはE2系については0番台(N編成・J2~J15編成)、1000番台(J54~69編成)、1000番台(J70~75編成)をカバーすることになった。J54~69編成もそのうち通常製品が出たりするのだろうか。今回のようにバッティング上等なのを見せられると、さもありなん。

10年ぶりの九州遠征、20年ぶりの博多総合車両所

タイトル通りなんですが、今回は頭出し・プレビューレベルとだけ。

正直なところ、しばらくブログはまともに更新できなさそうです。トミックス200系E編成もカトー300系もレビュー溜まってる&滞っているしなぁ…今回の遠征も撮れ高は十分なので、メインサイトにある前回の九州遠征レベル以上のレポ書きたい。申し訳ないですが、どれも書く気はあるので気長に待っていただければ幸いです。

今回は3泊4日のスケジュールで、以下のように行動しました。

1日目 500系「こだま」で新大阪→博多乗り通し
2日目 西九州新幹線乗車・撮影
3日目 博多総合車両所イベント・九州新幹線乗車・撮影
4日目 帰りすがら山陽新幹線途中駅で撮り

以下多くは語らず(ホントは語りたい!)、画像のみです。
(2022/10/28画像だけだとさすがにアレなので簡単なコメント追加しました)

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一度やってみたかった、500系「こだま」博多まで乗り通し(前回は広島までだった)。

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元グリーン車の6号車で。4時間以上の乗車?余裕ですがなにか?なんなら物足りないくらい。

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2号車の博多寄り。ここと1号車は来ちゃいけないところに来た気分(汗)。

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西九州新幹線N700Sの内装。シートは800系のものに激似。

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1日目夜、長崎に到着。鹿児島本線で人身事故があり、本来博多から乗るはずの「リレーかもめ」は新鳥栖から乗ることに。新鳥栖までは九州新幹線。

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2日目午前中は長崎駅でひたすらN700S撮影。形式写真、ディテール写真もバッチリで模型レビューも安心!?

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諫早駅周辺で屋根上撮影し博多へ。写真は武雄温泉で「リレーかもめ」。往路・復路ともに787系だった。

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博多に着いた頃にはすでに夜。

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3日目は博多総合車両所のイベント。博多南駅名物の新幹線並び。(車内から撮影)

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元「グランドひかり」のダブルデッカー車。今回は展示対象外。

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0系は国内唯一の1000番台なので超貴重。実は今回、これを見に(撮りに)来たようなものでして。

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500系900番台「WIN350」も健在。

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ドクターイエローT5編成。たしか同日に浜松工場でもイベントやってたような?

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午後から新鳥栖駅で駅撮り。本当は筑後船小屋で撮りたかったけど今回は時間がなくて。

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4日目はまずは左の700系E編成「こだま」で。2列シートの7・8号車が自由席になっているのでラッキーだった。

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新下関で500系「こだま」。

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なんやかんやで夜になり、広島→新大阪はレア新幹線(?)「みずほ」に乗車。

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「みずほ」車内。結構混んでましたね。

【3年ぶり】第60回全日本模型ホビーショーのレポート

当サイトでも新幹線模型を中心に定期的にレポートにしていた、全日本模型ホビーショーが久々に行われたのでレポ。2020、2021年が休止だったので今回は3年ぶりの記事となる。

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前回(2019年)は仮設の青海会場で行われたが、今回はニジガ…ではなく、「いつもの」東京ビックサイトに戻っている。

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今回は新たに増設された南ホール1・2が会場となった。広さは十分ながら微妙に遠い…

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早速カトーブースからチェックしてみよう。注目はやはりコレだろう。

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300系は今月中旬発売ということもあり、当然のように試作品が展示されていた。

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トミックスは未実装、マイクロは実装していたが微妙だったヘッドライト4灯化をアピールしていた。この写真通りなら先行他社より優れていると思うが展示品は未点灯だったので、実製品を手にするまで判断はお預けに。

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1号車(上の写真左)はまだヘッドライト間のグレーがないが、16号車はグレーが入りほぼ完成品の趣だ。

造形は先行2社に対してまったく見劣りせず、問題ないものといってよいだろう。先頭部に走る4本のエッジのうち、外側のエッジが強くてマイクロの造形に近いのかもしれない。一方でトミックスと同様、窓上の手すりは省略されている。

前面窓枠とワイパーはモールド+印刷のようで、見た感じモールドは薄そう。展示されていたものは窓枠がグレーになっているが(先行2社は黒)製品版ははたして。

屋根上の滑り止めはN700系などと同様にモールド表現で500系や700系のような塗装表現ではない。製品版もそうなるだろう。

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カトーに限らず、これまで新幹線模型の検電アンテナは0系、200系のものがひたすら流用されてきたが、今回は明らかに後退角が寝ている300系「らしい」アンテナで新規部品のようだ。ASSYパーツで発売されたら他形式にも流用できそうだが、ボディ色が白でない場合は調色が大変かも。

乗務員室扉周辺は手すりや靴ずりにも銀が入っていて、マイクロに匹敵するようなリッチな印象。車体下部には編成番号やエンド表記も確認できる。ただし、窓の編成番号は省略されている。製品版でもどうかな… カトーはドクターイエローくらいしか入れた実績がないので。

ドア点検ハッチは他形式と同様に枠線のみで表現しており、先行2社の細かさに及ばない。

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一部未塗装の車両もあった。行先表示機・座席表示機はモールド表現(ステッカーが付属予定)でトミックスに近い印象。

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カプラーは同社主流のKATOダイアフラムカプラーで連結間隔は十分狭い。内幌が白くなっているが製品版ではグレーになると思われる。

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同時に展示されていたE7系(再生産品)の連結部と比べると同じくらいの間隔、見た目のようだ。

もうじき発売される製品をがつがつチェックしても仕方がない気もするが、書かずにいられない性分なのかもしれない。筆者は遅筆なのでレビューがいつ出せるかわからないし、ある程度書いておいても…

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会場発表として、E2系200系カラー(J66編成)の発売予告が。2023年3月発売予定。

・10-1807 E2系1000番台新幹線 200系カラー 10両セット (特別企画品) 31,460円
(税込み価格)

注目を浴びている同編成の模型化は時間の問題と思っていたが、やはりプロトタイプの編成をすでに製品化していて塗り替えだけで済むカトーが名乗りを上げた。トミックスにもE2系1000番台の製品は存在するがJ70編成以降なので細部が異なってしまう。きちんとやるならボディの新規制作が必要であり、そのぶんハードルは高いといえる(同社が出さないと決まったわけではないが)。

2021年8月に発売されたE2系通常製品「やまびこ・とき」はフル編成で29,000円ちょいなので、2,000円程度値上げされることになるが、限定品と考えれば許容範囲か。

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次はトミックスの目玉製品、先日開業した西九州新幹線のN700S「かもめ」。

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上がデジカメ、下がスマホで撮ったもの…って、違いがないな(苦笑)。

塗装・レタリングが施された先頭車のみが展示されていた。ターンテーブルには乗っていたが停止状態だった。

「かもめ」ロゴがあるあたりに窓がなく、これは16両編成版では見られない特徴なので、展示品はすでに新規制作された「かもめ」専用ボディであることがわかる。

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ノーズ部の埃がすごいが…こちらはスマホで撮ったもの。

ヘッドライト周りやノーズ先端のエンブレム下部の塗装が安定しておらず、手塗りの試作品なのかもしれない。製品版はもっとシャキッとなるはず。細かいレタリングもしっかり施されて雰囲気は十分出ているが、側面腰部についている影を見る限り、ボディはやはりN700SではなくN700系準拠である。

これについては16両編成版の比較レビューも参考にされたい。
http://speedsphere.blog84.fc2.com/blog-entry-409.html

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それぞれ10月、11月発売予定のE5系、E6系。既存品ベースなのでほぼ新規部品はないはずだが部分的に未塗装になっている。※未塗装の理由はボディが新規であることが判明。追記にて。

話が逸れるが、下にあるアロハ電車(伊豆急の209系譲渡車)が8両で約32,000円。700系レールスターは25,000円ちょいだったからこれまた高い…と思ったものの、同車両はマイクロからも発売予定があってそちらは「4両で」28,000円超。トミックスのはまだマシな方かもしれない。

件のE5・E6系は従来製品に対してそこまで値上げされておらず、値上げラッシュの世の中においては良心的な製品かもしれない。なお、とんでもない値上がりを見せていたE1系は展示されていなかった。

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E5系は屋根上の滑り止め塗装が追加されたのが確認できる。発売が近いので製品版もこんな感じだろう。E6系も同様になるはずだが塗装された展示品はなかった。また、E5系はヘッドライトも改善されているらしいが点灯状態で展示されておらず確認できなかった。

(2022/10/12追記)---------------------------------------------------
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E5系・E6系の従来製品は偶数号車のみが窓埋めされていた時期を窓を塗装して再現していたが、今回展示された製品は偶数・奇数号車ともに(おそらく金型改修により)ボディ側のモールドで対応するようだ。写真はE6系だが行先表示機真下の窓が埋められていることがわかるし、一つ上のE5系も10号車の窓が埋まっていることがわかる。いい写真がなかったので掲載を省いたが、E5系は反対側(山側)に埋められている窓があるのを確認できた。

カトーのE5系もモールドによる窓埋めになっていて、筆者のような素人からすると窓を塗装した方が楽そうに思えるが、ボディとの色の違いが出てしまったり(実際、従来製品では差が見られた)、案外窓の一部だけ塗装するというのはメーカーにとっては面倒(ボディを改修する方が楽)なのかもしれない。

この件、筆者は塗装表現になるという思い込みから全く気付かず、読者様のご指摘により判明したので追記した。
(デテロニー様、情報提供ありがとうございます。)
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新幹線はここまで。その他鉄道に限らず気になるものをピックアップ。

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小田急関係だとトミックスからロマンスカー「VSE」のラストラン仕様が展示。筆者は今年の2月に乗り納め済み。

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グリーンマックスからは小田急1000形の更新車が展示。模型ではリニューアル箇所を再現しにくい部分もあるが、クーラーなどは新規パーツが採用されている。

それにしても、マイクロの影に隠れているがグリーンマックスも結構高いね…中間改造車が含まれる1095・1096Fだったら購入候補になったかも(今回は1091Fなのでスルー)。

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地元ネタでポポンデッタの相鉄20000系。ちゃんと見ればまた別なんだろうけど、新興メーカーながら「ヨコハマネイビーブルー」塗装のきれいさと窓とのツライチが印象的だった。

まもなく相鉄新横浜線から東横線に乗り入れる同車両。筆者は昔小田急江ノ島線民だったが、その時に開通していたら新横浜に行くのに重宝していたかもしれない。

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マイクロは新幹線がないのでこのくらいの写真しかネタがなかった。撮れ高不足。

数多くプラモ・ラジコンなどが多数展示されているのがこのショー。鉄道模型以外も見てみよう。

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京商の「リビングトレイン」。現状では新幹線の0系、N700S、E5系、E7系がラインナップされているが、文字どおり基本的にはリビングに飾ることを前提とした製品で、ボディはダイキャスト製で走行も可能だが専用レールによる直線での折り返し走行のみ。Nゲージなどの所謂「鉄道模型」とは異なる製品である。

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PLUMのHOゲージサイズ201系がカラフルで見栄えするなと思っていたら、

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同社のブースにあったビックバイパーとR-9に目が行ってしまった。ビックバイパーは「Ⅳ」仕様と「Ⅴ(1Pと2Pカラー)」仕様を用意していて芸が細かい。

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車関係だと新型Z(RZ34)のプラモなどが多く目についた。上がアオシマ、下がタミヤ。

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タミヤブースには歴代Zが並べられていた。「歴代」といってもS30、Z32、Z34しかないが…

Z32(右下の赤いやつ)は実車が出て間もなく発売された30年以上前の製品になるが、当時組み立てたことがある(展示品と同じく赤で塗装)ので懐かしい。

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レトロ自販機のプラモとか、

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スーパーとかで誰もが「ポポポポポー、ポポポポポー(以下略)」と聞いたことがあるであろう「呼び込み君」のプラモ(?)とか。

こういうキワモノが見られるのもこのショーの楽しみだと思う。だから筆者も毎回来てしまうのだ。

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戦闘機のダイキャストモデルなどを展開するエスワンフォーのブースには空母「ロナルド・レーガン」の特大模型が注目されていた。

何年か前から出展しているメーカーだが、以前の会場でYF-23のモデル(しかも1号機・2号機とも)が展示されていて、それ見て速攻でポチったことがあるし、今も部屋に飾っている。

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空母のでかさもあるけど、「トップガン・マーヴェリック」(筆者も2回見ました)のヒットも注目される要因だったのかも。作中はF/A-18がメインだったが、甲板上にはすでに退役したF-14が中心。製作者も「空母はやっぱりこうでなきゃ」という思いがあったか。

今回のレポートは以上。

●おまけ

帰りはりんかい線でそのまま新宿に立ち寄った。

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新宿西口の小田急百貨店の建て替えによる解体が決まったせいか(百貨店自体は近くのビックカメラなどが入っている別館で営業続行)、撮影している人が結構いた。

筆者も幼いころから思い出深い建物なので(いつぞやブログにこの建物の夜景乗せたこともあったな)、カメラ持ってるついでに「記録」してみた。隣の京王百貨店や奥のルミネも建て替え計画があるし、向かいの明治安田生命ビルも解体済みで、数年後の新宿駅西口のビジュアルは激変していそうだ。

小田急百貨店ビルは小田急新宿駅の真上にあるから鉄道営業しながらの建て替えは大変そうだが…地元の横浜駅西口もなんだかんだで建て替わったのでいけるのだろう。それを問題なくやってのけるというのがそもそも凄すぎなんだけど。

トミックスから西九州新幹線N700S「かもめ」発売決定

トミックスから西九州新幹線のN700S-8000番台「かもめ」の発売が発表された。

・98817 西九州新幹線N700S-8000系(N700Sかもめ)セット 21,780円
(税込み表示)

2023年3月発売予定。

開業前で実車の写真がないのでせめて在来線「かもめ」でも…
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これですかッ!わかりません!!
10年前の写真だけど885系は「かもめ」で合ってる…よね?在来線は関東周辺以外からっきしの筆者…

開業を今月中に控えた西九州新幹線「かもめ」用のN700Sがトミックスより発表された。発売は来年3月ということで、早すぎず遅すぎずという感じだ。N700Sの製品はすでにあるし、久々に開業する新幹線&新車両。模型が出ないわけがないので特に意外性もないだろう。

基本は既存のN700Sがベースになると思うが、西九州新幹線向けのN700S(Y編成)は6両編成のうえ、東海道・山陽新幹線向けの16両編成とはかなり異なる。実車の形式写真見る限り、16両編成から流用できるボディはなさそうだし、すべて新規制作になるはずだ。

N700Sのレビュー(前編後編)で書いた通り、トミックスのN700Sは一部N700系の造りになってしまっているが(試作品を見る限り、前面窓周辺やボディ断面形状は変わっていない模様)、塗装やレタリング、ロゴ類の雰囲気は悪くないと思った。

良い意味で意外だったのが思ったほど高くなかったこと。先日のE1系の値上げのえげつなさから身構えていたが、同じ6両編成の800系だと1000・2000番台の通常品が税込みで2万円ちょっとなので(ちなみに、ディズニーラッピング系限定品は3万円超えだった)、わずかな値上がりで済んだことになる。E1系は中国製だけど今回製品は国産。もはや模型は国産の方が安い時代になったのかもしれない。買う方としてはそっちの方がメリットなので、個人的には国内回帰の流れは大歓迎だ。

カトーは今のところアナウンスがないがどうなるか。同じくN700S製品があるのでハードルは低いと思うが、N700系の時はS・R編成は出さなかったし。 まあ、開業前の現時点で結論を出すのは早すぎると思うのでもう少し見守りたい。

p.s.
この製品買ってレビューするとして、実車写真どうするか。まさか長崎まで行ってこいと…

p.s.
先日発売のトミックス200系E編成はレビュー執筆中ですが、公開はちょっと先(10月以降予定)になります。

E2系200系カラー撮影リベンジ編&窓埋め状況調査など

前記事でレポしたE2系200系カラー(J66編成)の撮影、消化不良気味だったのでリベンジしてみた。また、E5系などの奇数号車への荷物スペース増設による窓埋め状況も調査してみた。

実施日は7/30。入場券を2時間ごとに買い替えつつ、東京駅で10:00~17:00まで張ってみた(特定されそう…)。これだけ長時間の調査撮影は久しぶりだ。猛暑日なのがきつかったが…

(2022/09/24 窓埋め調査一部修正・追記あり)

●E2系200系カラー・リベンジ編

この日は11:48~12:00(23番線)と16:48~17:00(22番線)の2回撮影チャンスがあり、撮影条件が良い後者をメインで狙う。前者は窓埋め調査のついでに撮るという感じで。

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23番線は撮影条件が悪いが(東海道新幹線側から狙おうにもこの時は被られていて不可能)、一応ホーム上からは撮影してみた。夕方に本命が控えているため本当に「軽く」だ。

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こちらは高崎駅で撮った本家、200系K47編成。

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E2系1000番台は普通車は大窓ながら、グリーン車は小窓を保っていてその意味では200系に近いのだけど、こうして比べると(下段の200系は普通車)やはり雰囲気は異なる。

E2系は窓の間隔が広い(0番台ではもう少し狭かったが)こともあるが、J66編成を撮るたびに思ったのが窓の位置がずいぶん低いな、ということ。国鉄時代に設計された200系と、270km/h超で設計されたE2系ではそもそも屋根の高さからして異なっているが、上の先頭部付近の比較で見ても窓が低い=緑帯も低いことがわかる。乗務員室扉・客用扉の大きさと、それぞれにある窓の高さはほとんど変わらないが、窓と緑帯の上端の位置関係を見れば明らかだ。

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前回の記事で「とにかくタイト」だと嘆いていた東京駅だが、それは朝夕の話で日中はそうでもなかったりする。

この案内表示板の写真、右側の時計は13:30あたりを示しているが、21番線・22番線とも入線時刻基準で20~30分くらい列車が来ないタイミングがあるくらいだ。ご覧の通り回送列車も省略されていないから「本当になにも来ない」のだ。

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こんな調子なので20~23番線まで、全く列車がいないタイミングも何度かあった。コロナ禍で減便されていることもあると思うし帰省ラッシュの時期ならまた違うと思うが、朝夕のタイトっぷりから考えたら異常にも思える風景。極端すぎんだろ(苦笑)。

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そんなわけで、このJ59編成は余裕で形式写真をコンプで来た。なんなら併結していたE3系含めて17両編成すべての形式写真を撮影しても余裕だった。

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さて、本命の16:48~17:00はどうだろうか。対になる21番線の案内表示を見ると、17:12発「たにがわ」の予想入線時刻は17:00。もう少し早めになったとしても8分くらいは姿を見せてくれそう。今回はイケるのでは!?

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定刻どおり入線、停車。今回は10号車側から狙っていく。筆者がいる21番線はまだまだ列車が来る気配はないが(清掃スタッフの準備動作でなんとなくわかる)、はたして。

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E2系唯一の小窓車であるグリーン車を200系K47編成と比較。ホーム上で撮影したものと比べるとそこまで窓高さの違いは感じないか。

E2系と200系K編成はどちらも10両編成でグリーン車が9号車にあるのも同じ。番線が22番線なのも同じ。200系は2010年10月に撮影したもので、ある意味12年越しの定点撮影みたいなものだ。

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E2系は山側、200系は海側となるが、200系は側面に雪切室ルーバーやらハッチやらがあってゴツい印象。一方、E2系は多目的室の窓があったり客用扉が車椅子対応の幅広だったりする。

E2系は「E」が付くとはいえ、どちらも形式は215形。200系K47編成のグリーン車は215-1013だから、E2系200系塗装の担当がJ63編成だったら製造番号まで一致しているところだった

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1号車まで来た。まだ入線放送は入っていない。

E2系はJRマークがない分、後位のトイレ・洗面所のあたりが間延びした印象。オリジナル塗装ではここにE2系専用ロゴが入っているのでそんな印象はないんだけど。

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一応前回まででも撮っているが、再度連結部なども撮る。車体間ヨーダンパのダンパ部分、ここもグリーンで塗装されていることを知る。

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台車や床下もある程度は撮っておいたが、いつもより余裕があるとはいえ全車分の床下すべて撮るのは難しい。

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1号車先頭部の表記類。床下グリーンの中(写真右下)に「J66」の表記がある。

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4度目の正直。21番線の入線は17:00だったので、今回は12分間丸々、山側のみとはいえオープン状態でディテール・形式写真すべて撮影できた。夕方なので反射がきついが、とりあえず満足した結果に。

この200系も前述のグリーン車と同じく、12年前に撮影したものである。定点撮影的に見ると、停目の位置、ホーム上屋の仕様、ホーム安全柵の有無などに違いが見られるが、東海道新幹線の車両も時代を反映している。

200系の方に少し写っているが、当時はまだ300系が現役でN700系もZ50編成くらいの増備だった。E2系200系カラーが写る2022年の今はN700系(A含む)、N700Sのみ。前者の初期車はすでに廃車が始まっているのは承知の通りだ。

そして12年経っても、相変わらず同じようなことをやっている筆者がまるで成長していないことも承知の通りだ(苦笑)。

●窓埋め調査編

2年ほど前、当ブログでE5/H5系・E6系・E7/W7系の窓埋め状況を調査したことがあった。
http://speedsphere.blog84.fc2.com/blog-entry-366.html

E5/H5系・E6系・E7/W7系の普通車偶数号車への荷物スペース設置は2017年から始まり、それに伴い山側の窓が1か所埋められれたのだけど、編成の落成がその施策が行われる前なのか後なのかによって窓埋めの処理が異なっており、大きく分けると以下の2種類が存在していた。

・施策前に落成した編成(後天的な改造) → 窓ガラスにラッピング(もしくは塗装)して車体と段差がある。
・施策後に落成した編成(当初から窓埋め) → 窓部分にパネルがはめ込まれていて車体とほぼツライチ。

それぞれどんなものかは前述のリンク先やこの後の写真を見てもらうとして、当記事ではそれぞれ「ラッピング」と「パネル」と呼称するが、前回の調査時点では(読者様からの情報も含めて)以下のことがわかっていた。

・E6系、W7系、H5系は全編成が施策前に落成したので、全編成がラッピング処理。
・E7系はF18編成以前がラッピング、F19編成以降がパネル。
・E5系はU37編成以前はラッピング、U38編成以降がパネル。
(※E5系は荷物スペースが後付けか当初設置かの境界はU33編成とU34編成にある。U34~37編成は当初設置にも関わらずラッピング処理ということになる)

その後、2020年12月以降は奇数号車にも荷物スペースを設置、窓埋めも行われるようになりまたもや外観に変化が生じたので、今回改めてその辺を(E2系200系カラーの撮影と並行して)調査した次第だ。在来線ホームに行く必要がある20番線以外を周りまくったので忙しかった。

ますはE5系から見てみよう。

202208_E2J66-24U4.jpg
202208_E2J66-25U4.jpg
U4編成。偶数号車、奇数号車ともラッピング処理である。なお、この後の写真も上段が偶数号車、下段が奇数号車である。

202208_E2J66-26U25.jpg
202208_E2J66-27U25.jpg
U25編成。こちらも偶数、奇数号車ともラッピング処理だが、施工が新しいせいか後者は色合いが異なっている。

202208_E2J66-28U43.jpg
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U43編成。E5系の中では新しめの編成であり、偶数、奇数号車ともパネル処理になっている。こちらも奇数号車は色合いが異なっている。

今回調査できた編成は以下の通り。

   初期設置  偶数号車  奇数号車  
U1  なし    ラッピング ラッピング(2022/9/24追記)
U4  なし    ラッピング ラッピング
U7  なし    ラッピング ラッピング(2022/9/24追記)
U9  なし    ラッピング ラッピング
U11 なし    ラッピング ラッピング
U15 なし    ラッピング ラッピング
U20 なし    ラッピング ラッピング(2022/9/24追記)
U23 なし    ラッピング ラッピング
U24 なし    ラッピング ラッピング
U25 なし    ラッピング ラッピング
U28 なし    ラッピング ラッピング(2022/9/24追記)
U30 なし    ラッピング ラッピング(2022/9/24追記)
U31 なし    ラッピング ラッピング
U35 偶のみ   ラッピング ラッピング
U36 偶のみ   ラッピング ラッピング
U39 偶のみ   パネル(黒) パネル(黒)
U42 偶のみ   パネル(黒) パネル(黒)
U43 偶のみ   パネル(黒) パネル(黒)
U44 偶のみ   パネル(黒) パネル(黒)

(黒)というのはパネル周囲のシールの色である。また、当日は見られなかったが現時点の最新編成、U46編成は初期設置は「偶奇とも」であり、どちらもパネルのはずである。

E5系の場合、奇数号車の窓埋め処理は偶数号車と揃えていることがわかる。また、未施工の編成は見られずおそらく全編成完了しているものと思われる。

次にE6系。

202208_E2J66-30Z17.jpg
202208_E2J66-31Z17.jpg
Z17編成。偶数号車、奇数号車ともラッピング処理である。

202208_E2J66-32Z17.jpg
偶数号車でありながら初回は荷物スペース設置が見送られた12号車だが、奇数号車への設置タイミングで例外的に海側に設置されている(定員が少ないせいかも)。

今回調査できた編成は以下の通り(サンプル少ない?)。

   初期設置  偶数号車  奇数号車  
Z3  なし    ラッピング ラッピング(2022/9/24追記)
Z13 なし    ラッピング ラッピング
Z17 なし    ラッピング ラッピング
Z21 なし    ラッピング ラッピング
Z22 なし    ラッピング ラッピング

E5系と同様、奇数号車の窓埋め処理は偶数号車と揃えている。こちらも全編成完了しているようだ。

続いてE7系。

202208_E2J66-33F15.jpg
202208_E2J66-34F15.jpg
F15編成。偶数号車はラッピングだが、奇数号車はパネルになっている。

202208_E2J66-35F20.jpg
202208_E2J66-36F20.jpg
F20編成。偶数、奇数号車ともパネル処理だが、パネル周辺のシールの色が異なっており、偶数号車は茶色っぽい。

今回調査できた編成は以下の通り。

   初期設置  偶数号車  奇数号車  
F4  なし    ラッピング パネル(黒)
F6  なし    ラッピング パネル(黒)
F12 なし    ラッピング パネル(黒)
F15 なし    ラッピング パネル(黒)
F11 なし    ラッピング パネル(黒)
F19 偶のみ   パネル(茶) パネル(黒)
F20 偶のみ   パネル(茶) パネル(黒)
F21 偶のみ   パネル(黒) パネル(黒)
F26 偶のみ   パネル(黒) パネル(黒)
F28 偶のみ   パネル(黒) パネル(黒)(2022/9/24追記)
F30 偶のみ   パネル(茶) パネル(黒)
F32 偶奇とも  パネル(茶) パネル(茶)
F33 偶奇とも  パネル(黒) パネル(黒)
F41 偶奇とも  パネル(黒) パネル(黒)
F42 偶奇とも  パネル(茶) パネル(茶)

E5系・E6系とは異なり、奇数号車の窓埋め処理はすべてパネルになっており偶数号車と揃っていないことがある。パネルの(茶)は当初は車体のアイボリーに近かったが、汚れや経年で濃くなったのかもしれない。こちらも全編成施工完了しているようだ。

E7系は2019年の台風による大量廃車の影響か一部編成番号が前後していることがありややこしい(F32・33・41・42は2021年落成だが、F28編成は2022年落成だったり)。

他社互換車両はどうか。W7系。

202208_E2J66-36W10.jpg
202208_E2J66-37W10.jpg
W10編成は偶数号車はラッピングで、偶数号車は荷物スペースの設置自体は終わっているものの、ブラインドを下ろしているだけでラッピングもパネルも施工されていない
(2022/9/24修正)後日W10編成を改めて見たところ、この撮影時にはたまたまブラインドが下がっていただけで未施工でした…

202208_E2J66-38W11.jpg
202208_E2J66-39W11.jpg
W11編成は偶数号車はラッピングとなるが、奇数号車はまだ荷物スペースすら設置されていなかった。

今回調査できた編成は以下の通り。

   初期設置  偶数号車  奇数号車  
W1  なし    ラッピング 未対応
W4  なし    ラッピング 未対応
W5  なし    ラッピング パネル(黒)(2022/9/24追記)
W10 なし    ラッピング 未対応(2022/9/24修正)
W11 なし    ラッピング 未対応
W12 偶奇とも  パネル(黒) パネル(黒)
W14 偶奇とも  パネル(黒) パネル(黒)

最新ロットのW12・14編成(多分W13編成も)は当初から偶数奇数でパネル施工されているが、W11編成以前の奇数号車は未だに荷物スペースすら設置していない編成があることがわかった。もしかしたらパネルで施工された編成が他にあるかもしれないが、この日見ることはできなかった。今後奇数号車に荷物スペースが設置されるのは間違いないが、外観の処理はパネルになるのかラッピングになるのか、はたまたブラインドだけになるのか。今後の推移を引き続き追ってみたいと思う。

(2022/9/24)W5編成は奇数号車がパネル化されていることを確認。他の編成も順次そうなると思われる。

最後にH5系。

202208_E2J66-41H1.jpg
202208_E2J66-42H1.jpg
H1編成。偶数号車・奇数号車ともにラッピング処理となる。段差になっているシール部分までグリーンで塗装されているのはE5系にはない特徴。

202208_E2J66-42H3.jpg
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H3編成。偶数号車はラッピングだが奇数号車はまだ荷物スペースは設置されていなかった。

今回調査できた編成は以下の通り。H5系はそもそも本数が少ない(H2編成は先日の地震被害で離脱)。

   初期設置  偶数号車  奇数号車  
H1 なし     ラッピング ラッピング
H3 なし     ラッピング 未対応
H4 なし     ラッピング ラッピング(2022/9/24修正)

E5系と同じく偶数・奇数号車で処理を揃えているが、W7系と同様に荷物スペース未設置の編成がある模様。こちらもいずれ設置されるだろうが、おそらくH1編成と同様の処理になるだろう。

まとめると、

E5系→偶数号車は時期によりラッピング・パネルがあり、奇数号車は偶数号車と揃えた処理。
E6系→偶数号車は全車ラッピングで、奇数号車もラッピング処理。
E7系→偶数号車は時期によりラッピング・パネルがあり、奇数号車は全車パネル処理。
W7系→偶数号車は時期によりラッピング・パネルがあり、奇数号車は一部未施工の編成がある。
H5系→偶数号車は全車ラッピングで、奇数号車は一部未施工の編成がある。

となる。W7系・H5系はまだ途上という感じなので引き続き調査してみたい。

●その他

今回も「その他」気になった点ををいくつか。

202208_E2J66-44.jpg
W7系の最新ロットW14編成で増設された車椅子対応スペース。N700Sと同様、座席を装備していないだけで外観には変化がない。

202208_E2J66-45.jpg
202208_E2J66-46.jpg
E2系200系カラーに隠れがちだが、E3系L66編成には山形新幹線30周年ラッピングが施されている。全車両の形式写真が撮れたがこの日は日差しがキツく、E3系の車体形状で影ができてしまう。

202208_E2J66-47.jpg
運転室内にホームセンターに売ってそうな謎のダクトが設置されていた。

編成番号が一致していることも含め、J66編成と連結したら映えそうだ。筆者が追っていたときには見られなかったが、J66編成との組み合わせがあってもおかしくはない。

202208_E2J66-48.jpg
202208_E2J66-49.jpg
今回は東海道新幹線側には行かなかったが、最後にN700系の話題。

JR東海のN700系(X編成)は初期車を中心にかなり廃車が出ているが、JR西日本のN700系(K編成)は未だに初期車が現役で走っている。K1・9編成(落成時はN編成)はX編成初期車と落成時期はほとんど変わらないにも関わらず、である。山陽新幹線エリアでもいまだに500系、700系E編成が現役だし、物持ちが良いというかなんというか。

N700Sも来年度増備車から一部変更点があるらしいし、調査のネタは尽きなさそうだ。ただ、なるべく暑くない時期に…
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